ブログblog

ブログ一覧

寝室の断熱改修 vol.2

2024.02.19

寝室の断熱改修工事

大工工事、塗壁工事、照明器具取付けを終え、
畳搬入の前に清掃に行って来ました。


天井と収納棚にも杉板を用い、壁は白い塗壁仕上
新しい畳も入り、木のぬくもり感じる明るい寝室になりました。

最近は和紙畳も多いですが、本物のい草の香りは良い物です。
IMG_0372_240219.jpg

ハンガー掛けと棚板を使い分けた収納スペース
IMG_0365_240219.jpg

既存廊下への建具にも断熱材を入れた仕様
断熱改修した寝室をより快適に保つための工夫です。
IMG_0374_240219.jpg

数年前からお風呂、LDK、トイレを順に改修され、
今回は寝室の改修工事をさせて頂きました。

設置を終えた畳屋さんと撮影をしている私にお茶を出して下さり、
「良いのにしてもらってありがとう。
家は古いけど普段いるところだけでも良いのにしたくて。」
と嬉しそうにお話しして下さった奥さま。

喜んで頂けてすごく嬉しく思います。
断熱改修によって各段に暖かくなった寝室で快適に過ごして頂きたいです。

後は内窓とカーテンを設置を取付れば完成です。

『IPPURAKUYA』

2024.02.06

2022年11月 竣工 『IPPURAKUYA』

場所    富山市
敷地面積  448.83㎡
延べ床面積 130.84㎡


ガレージからバックヤードに直接アプローチ出来るインナーガレージ
ご夫婦共通の趣味である山道具等、車への荷物の出し入れがしやすく
使い勝手の良い導線となっています。
0007_original_240218.jpg


また来客者にも配慮し、
ガレージ横には小さな庭と軒の出たアプローチ通路を設けました。
庭は住まい手さまの手作りです。
0005_original_240218.jpg


広い玄関ポーチ部は白州そとん壁仕上げ
板張り外壁にとても良く似合う風合いある壁に仕上がりました。
0004_original_240218.jpg


力強く並ぶ登り梁が象徴的な外観
0001_original_240218.jpg

玄関に入るとLDKまで広がる土間通路
平屋風の外観からな想像出来ない、奥行と吹抜けの高さのある空間
ダイナミックな開放的な室内空間となっています。
0011_original_240201.jpg

土間を挟んで左右に配置したキッチン、リビング

白い塗壁に木組み表し構造が映えるLDK
構造から力強い躍動感を感じられます。
0007_original_240201.jpg

キッチンは住まい手さまのこだわりで、
サンワカンパニーのステンレスキッチンを採用

背面にはスタイリッシュなキッチンともマッチしたワームスの造作棚
0009_original_240206.jpg

調理器具などがディスプレイされ、
実用性も兼ね備えたオープンキッチン
0010_original_240206.jpg

ご夫婦の趣味であるボルダリング
家でもトレーニングが出来る様、リビングの一角に傾斜の異なるボルダリング壁を設けました。

黒い壁にカラフルなホールドが映え、空間のアクセントになっています。
0018_original_240201.jpg

2階床から更に2段上がった高さの低いスペースを
ご主人の趣味室(マンガ部屋)にしました。
0012_original_240201.jpg

低い勾配天井の落ち着きある主寝室
2階部分は主寝室+WIC+マンガ部屋を設えたプライベートな空間となっています。
0014_original_240201.jpg

寝室から見下ろせる土間リビング
リズミカルに架かる梁が空間に奥行をもたらします。
0013_original_240201.jpg

ところどころに飾られている小物に
住い手様のセンスの良さを感じる素敵な住まいです。
0021_original_240206.jpg

令和4年度とやまの木で家づくり支援事業 認定住宅
令和4年度とやまの木が見える家づくり推進事業 認定住宅

【仕上げ】

屋根 ガルバリウム鋼板立平葺き
外壁 杉板下見板張り 白洲そとん壁塗り ガルバリウム鋼板張り
床  杉フローリングァ30㎜
天井 本実杉板ァ30㎜ 塗壁ウォーロ  
   フレキシブルボード(ガレージ) 
壁  塗壁ウォーロ 杉本実羽目板  フレキシブルボード(ガレージ)

【断熱材】

屋根     ネオマフォーム90㎜
壁      ウールブレスV-120
床・土間   パイナルフォームneo 100mm 


【外部建具・窓】

木製玄関引戸
YKKAP APW330(樹脂サッシ、ペアガラス)

寝室の断熱改修 vol 1

2024.02.04

寝室の断熱改修の依頼を頂き工事させて頂いています。

築60年以上経つ家で、壁下地には土壁が使われており年代を感じます
断熱性能は数年前に木製シングルガラス窓からアルミペアガラス窓に入れ替えてあるくらいで、
ほぼ無断熱といえる状態です。
6畳+2畳分の押入空間を8畳1間とし、暖かく休んでもらえるような
快適な寝室空間に変貌させていきます!

真壁造りの既存壁を残し、新たに下地を起し大壁にします
目透かし張りのベニヤ天井は解体し、天井高さを約200㎜下げ新たな下地をつくります
IMG_5903_240204.jpg

断熱施工まで終えました。
白くふわふわしたのが断熱材です、ポリエステル素材の断熱材です
見た目は一般的に多く使われているグラスウール断熱材とよく似ていますが
素材が繊維毛系という点が同じですが特性は全く異なる断熱材です。
ワームスが新築で使う羊毛断熱材と似ており
とにかく湿気強い!というのが私のお気に入りポイントです

1年を通して気温差が大きく、夏は高温多湿、冬は雪も積もる富山
冷房や、暖房を使うととにかく壁内結露を起しやすい地域なので
湿気に強いという特性が凄く適してると思います。
劣化せずに長く性能を保つ事がポイントです!
IMG_5942_240204.jpg

天井は2重敷とし、温かな暖房の熱をしっかり保温する事を期待します。
施行してても、不快感の少ない素材は、住まいされる住人の暮らしの快適性にも
必ず反映されます。
IMG_5943_240204.jpg

畳敷きだった床は、経年での床梁の反りが酷かったので
解体し新たな下地をつくりました。
背105㎜の床垂木を使い、垂木間にァ105㎜の断熱材を入れていきます。
IMG_5900_240204.jpg

ワームスの新築で標準となっている
カーボン入りのEPS断熱材です、分かりやすく言えば発砲スチロールです。
こちらは湿気を通さない素材です。
それぞれの断熱材の性能がしっかり発揮出来る様、
施工性等検討し適材適所で使い分けています。
決して断熱性能の高い断熱材が良いというわけではありません!
環境、状況に合った断熱材を選び、確実な施工する事が重要です。
IMG_5945_240204.jpg
住い手さまから3年前に買ったオイルヒーターを使わずに閉まったままだと聞きました。
小さすぎて部屋を暖めれるパワーが足りなっかったとの事
そのオイルヒーター1つでも十分温められる快適な空間へと変貌させていきます!
楽しみにしていてくださいね♪


本年もよろしくお願いいたします。

2024.01.20

挨拶が遅くなりましたが
皆様、本年もよろしくお願いいたします。

元日からの大きな地震により大変な年明けとなりました。
私自身、今回のような大きな地震に合うのは初めてで
強くて長い揺れに凄い恐怖を感じました。

被害に遭われ、今もなお苦しんでおられる方々に
一日でも早く平常、安心して暮らせる日が戻る事をお祈りいたします。
また、どのくらい時間が掛かるかは分かりませんが
復興した際には必ず観光で伺いたいと思います。




『益荒家』は刻みの真っ只中です
自分たちの良さ?強みは何か?
一番はやっぱり、大工による手仕事だと思う
この住まいても手仕事の感じる家づくりに共感頂き依頼を受けたのだと感じています。

ワームスは手刻みでの家づくりを得意とする大工工務店です。
プレカット加工が普及する中でも
手刻みに拘り家づくりしてる希少な工務店です。(自分で言うか 笑)
他社の持たない良さであり一番の強みだとも思っています。
IMG_5854_240120.jpg

ひとりでも多くの方に手刻みの家の良さを共感もらえるよう
努力を惜しまず、拘りを持った仕事をし進化を目指します。
IMG_5856_240120.jpg


初心に帰り、自分達のできる事とは?やるべき事とは?を見つめ直し
住い手の期待以上に応え、喜んで頂けるよう頑張って参ります。


セルフビルド塗装作業

2024.01.19

工場では『益荒家』の刻み作業が順調に進んでおります。

先行して仕上げた梁材などの塗装作業のため、
住まい手さんに工場までお越し頂きました。
IMG_8907_240113.jpg

少々柿渋の匂いに驚かれながらも、
柿渋を塗ると欅の木目が一層引き立ち、綺麗な木目だな~と喜んで頂けました。
IMG_8911_240113.jpg

住まわれてからもリビングに架かる欅梁を
嬉しそうに眺めておられる住まい手さんの姿を想像しながら、
そんな住まい手さんのお宅に架かるこの梁達は幸せだな~と嬉しく思います。
IMG_8912_240113.jpg

住まい手さま、寒い中の作業お疲れ様でした。

現場進行と共に、外壁材などの塗装も順次お願いする事になります。
よろしくお願い致します。

『益荒家』刻み加工スタートです!

2023.12.27

山田の工場では先行して『益荒家』のケヤキ材の刻みが始まりました。
IMG_0227_231225.jpg

リビングに架かるケヤキ梁
IMG_0243_231225.jpg

加工を終え、仮組み
ケヤキ梁が活きるダイナミックな構造を下から見上げる日が楽しみです!
IMG_0241_231225.jpg

刻みながら絵図板に書き込んでいきます。
IMG_0251_231225.jpg

先日、材木屋さんの方に構造材の選木に行き、
材料の確認と番付を終えました。

年明けには工場に材木が入り、いよいよ本格的に刻み作業開始です!

『木かげの家』

2023.12.11

2023年10月 竣工 『木かげの家』

場所    富山市
敷地面積  158.88㎡
延べ床面積 89.23㎡

購入された土地の既存庭の雰囲気が良く、
残せる樹々を活かし、庭ありきでプラン計画が進みました。

0013_original_231210.jpg

板張りとポーチ下屋部分の白州そとん壁の
自然素材からなる優しい風合いの外観
0014_original_231209.jpg

リビングの大きな窓から
陽の暖かさと季節の移ろいを感じられます。

欅梁と並ぶ化粧垂木が空間にメリハリを与え
アクセントになっています。
0001_original_231209.jpg

庭を囲うようにL字に設けた長戸窓によって、奥行と広がりを感じる開放的な空間
時間を忘れてのんびりと過ごせるデッキテラス。
0002_original_231209.jpg

のんびり寛げる造作ソファーは寝転べる深めの設計
造り付けの家具や収納によって、限られたスペースを有効に使う事が出来ます。
0003_original_231209.jpg

桐板の造作建具
自然素材ならではの杉や桐の色味や表情の違いを楽しめます。
0004_original_231209.jpg

住い手の希望により脱衣室の一角ではなく、
単独で設えた、ゆったりとした洗面スペース

鏡付きニッチ、カウンター下にもたっぷりと収納出来る造作洗面

洗面とキッチンに貼ったタイルは、
住い手が持っておられたお気に入りのタイル
光の当り方によって様々な表情を見せてくれます

0008_original_231209.jpg

対面やオープンなキッチンではなく、パン作りに集中出来る
リビングとスペースを区切った篭れるキッチン

パンを捏ねれるステンレス天板に
メープルの優しい色味のオリジナル木製造作キッチン
使いやすさと木の優しい質感を併せ持つこだわりのキッチンです

0006_original_231210.jpg

キッチン背面の収納も造作
引出しや可動棚でたっぷりと収納出来ます
0007_original_231210.jpg

桐板押縁仕上の高級感漂う天井
収納棚とカウンターを設えた子供部屋

上部の回転間仕切りを開けて
冷暖房を共有できる様にしました。
0010_original_231210.jpg

夜勤明けでお休みされる際にもゆっくり休んでもらえる様、
室内側の壁にも吸音性のあるウール断熱材を施工し、
生地を張った造作障子と建具で明るさを調節出来る様に配慮しました。

間接照明の柔らかな灯りでリラックス出来る空間です。
0009_original_231210.jpg

0E9A0143_original (1)_231210.jpg

前からあった庭木を残し、この庭に合う
樹々、草花を加え
四季を感じながらの暮らしが楽しめる庭になりました。
0012_original_231209.jpg

こどもみらい住宅支援事業 認定住宅
令和5年度とやまの木で家づくり支援事業 認定住宅
令和5年度とやまの木が見える家づくり推進事業 認定住宅


【仕上げ】

屋根 ガルバリウム鋼板立平葺き
外壁 杉板ァ15㎜縦張り押縁打ち  白洲そとん壁塗り
床  杉フローリングァ30㎜
天井 本実杉板ァ30㎜塗壁  一部塗壁ウォーロ 杉板ァ12㎜ 桐板ァ9㎜押縁打ち 
壁  塗壁ウォーロ 杉板 ァ12㎜ 

【断熱材】

屋根  パワードライ89mm  ウールブレスV-120 +輻射シートの上通気層30㎜
壁   ウールブレスV-120
床   パイナルフォームneo 100mm 

【外皮性能】

UA値 0.57W/(㎡K)


【外部建具・窓】

木製製作玄関格ドア(ペアガラス)
YKKAP APW330(樹脂サッシ、ペアガラス)





新たな工事のスタートです。

2023.12.06

新たな工事をスタートするにあたり、
地鎮祭を執り行って頂きました。
IMG_0190_231202.jpg

IMG_0211_231202.jpg


ワームスの力強い木組み表し構造を気に入って頂き、
期待に応えるべく、木組み構造にかなり力の入った家になります。
そこから家の名前は力強さを象徴した 『益荒家』 としました。

時間を掛けて木組み構造を考えていた様子なので
私もどんな空間になるのか今から楽しみにしています。

長く待って頂いた住まい手様、いよいよスタートですね。
ワームス一丸となり、精一杯頑張らせて頂きます!

追々、セルフビルド塗装などの作業もありますので、
よろしくお願い致します!

ウッドフェンス&薪小屋づくり

2023.11.19

『涼風の家』
家の裏庭にウッドフェンスと薪小屋づくりのご相談を受け
つくらせて頂きました。

元々あったスチール製の網状フェンスを取外し
新たにアルミ柱を建て、木の板を張りました

田んぼで作業される方の視線は遮りながらも
綺麗な眺望を確保する高さで提案させていただきました
天気が良ければ立山連峰の稜線が綺麗に望めます
IMG_5284_231119.jpg

板をはると直ぐにトンボが羽休め?
トンボも、鉄より木が好みの様ですね!
IMG_5295_231119.jpg

フェンスを建てた後、薪小屋づくりに取りかかりました。
まずは刻みから
薪小屋で小さな建物ではありますが
見習い大工にとっては学ぶことが多々あります!!
実際に経験し、良いところ駄目なところを自分なりに整理し
この経験が糧となり1人前の職人に近づいていきます 頑張ってるね!!
IMG_5462 (002)_231119.jpg

現場にて建方
この時期天気が良ければ、外の作業がとても気持ちいいです!
IMG_5571_231119.jpg

後日、屋根の板金を葺き終えすべての作業を終えました。
IMG_5608_231119.jpg

間口3m×奥行90㎝の薪小屋完成です
刻み加工なので敷地に合わせた寸法で造る事ができます。
薪の置き場に困っておられましたが、これでかなりの量をストック出来ると思います。
沢山、薪を積んでもらい寒い冬に備えて下さい。
IMG_5606_231119.jpg

フェンス板材は国産針葉樹の中では最も耐久性再高い能登ヒバ材を使いました。
無塗装ですが経年でシルバーグレー色へと変わり良い風合いがでてくると思います
住い手奥さまが
雨で木が濡れるとヒバの良い香りが漂ってくるんです
と、嬉しそうに話して下さいました。
木の良さを感じてもらいながら、日々の暮らしを楽しんでもらう!
このような暮らしのお手伝いができるよう頑張ってまいります。
IMG_5607_231119.jpg


りんご狩り

2023.11.14

今年度、ワームスでは高岡の国吉りんごオーナー募集に参加し、
先日社内で実ったりんごを収穫して来ました。

抽選で当たった木が良かったのか?
小振りなものもありましたが、豊作で沢山収穫する事が出来ました!
IMG_8590.jpg

IMG_5534.jpg

IMG_8592.jpg

IMG_5538.jpg

もぎたての新鮮なりんごは瑞々しくてとても美味しかったです。



ブログカテゴリー

ブログ月別アーカイブ


contents

  • 施工事例
  • ブログ
  • 輪結くらぶ
  • 木の壁 WOODWALL