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いよいよ仕上げ作業。

2023.09.28

『木かげの家』

ボードを貼る前に先行して水廻りなどのカウンターにオイル塗装

造作洗面のカウンター
無垢ヒノキ板の2枚接ぎ材です。
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ニッチ収納のある
カウンターW1800のゆったりとした洗面スぺースになる予定です
うらやましい~(≧◇≦)
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玄関ホールのパドック材カウンター
こちらは蜜蝋オイルで真っ赤な濡れ色になりました
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プラスターボードを貼っていきます
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造作キッチン収納
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造作収納内など細かいところが多く、養生をするのに苦戦しましたが、
無事、養生とパテ下地を終えました。

いよいよ仕上げの塗壁作業に入っていきます。
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耐震補強&断熱改修も同時に進行中

2023.09.26

白蟻被害発覚から3部屋改修する事となった現場。

桧材で新しい床組みを組んでいきます。
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新しい床組みにも白蟻駆除の薬剤をかけて予防措置を行いました。
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今までは無断熱状態でしたが、
床下に湿気に強いポリエステル断熱材を敷き詰めます。
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こちらの部屋は
解体してみると、平屋部分とは言え筋違など補強材が全く入っていない状態。
筋違を入れて補強しました。
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四隅の梁を火打ち金物で補強
安心して暮らしてもらうために、この機会に出来る限りの補強を施します。
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床、壁ともに無断熱状態だったため、
冬場は外とあまり変わらない室温だったそう・・・
同時に断熱改修も行い、今までとは比べ物にならない程暖かく過ごしてもらえると思います。
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床は捨て貼り板にムクボードァ24㎜、
更に 杉無垢床板30㎜を貼っていきます。
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新しいサッシも入りました。
こちらは窓部が樹脂で枠がアルミ樹脂複合の新商品ハイブリッドサッシ。

同時に耐震補強、断熱改修も行いながら進行中です。
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外壁材にシラスそとん壁!

2023.09.14

『木かげの家』
玄関ポーチ外壁にシラスそとん壁を施工しています
ワームスの家では、ポイント外壁としてすっかり定番となってる外壁材

「機会があれば」ですが
全面そとん壁仕上も挑戦してみたいですね!

シラスそとん壁での家づくりを検討されてる方
このブログにたどりつかれた方がおられましたら是非ご相談ください。
シラスそとん壁の魅力が活きるよう、ご提案させて頂きます!

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下塗りをしっかり乾燥させた後
仕上の上塗りです。
写真は午前に塗ったのを午後に撮ったものです。
水が引き始め色ムラが出てるのが分かりますか?
塗ったばかりは、沢山水が含んでいるので濃い色に思われますが
乾燥が進むにつれ色も薄くなっていきます。
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数日経ち、しっかり乾いた状態です
この色、ワームス初採用の色です!
ウッドロングエコ塗装の木部とも違和感なくマッチしました。
住い手さま、とても良い色選ばれました。

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急に話が飛びますが
初初づくしで少し納まりが悪かった雨樋

板金屋さんに直ぐ対応してもらい
私のイメージ通りに直して頂きとても綺麗に納まりました。
「ありがとうございます」
最初からお伝えできてれば良かったのですが
今回のように出来上がってからでないと中々気付けない事もあり
板金屋さんには大変申し訳ないことをお願いしてしまいました。


ものづくりに多少の失敗は付き物でもありますが
協力していただいてる仲間のおかげで
より良い家づくりが出来てるなと実感しています。
住い手に喜んで貰う!!ここを1番に
皆が今まで以上に意識を持ち取り組むことで
ワームスの家づくりも必ず進化し続けます。






白蟻被害の恐ろしさ・・・

2023.09.11

白蟻がいるようだと相談を受け、
畳を上げてみると下の床板も白蟻被害によってスカスカ状態・・・

かなり被害が進行しており、
この際全部撤去して床をキレイに張り替えしたいという事になり、
急遽床板を切り出し、撤去作業に入りました。

解体してみると土台、大引きなどにも被害が及んでおり、全て撤去しました。
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被害は一室のみに留まらず、
隣の和室二間の方は壁の中にも被害が及んでおり、さらに深刻な状態・・・

こちらの二間は約30年程前、納屋の中に居室を増築された場所で、
外壁の板金も切り欠きし、コーキングのみで処理してある状態・・・

特に外部側の被害が酷いので、
劣化したコーキングの隙間からの雨水の侵入と壁内結露が原因と思われます。

まさに白蟻にとって絶好の住処です・・・
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特に被害が酷いサッシ廻り。
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こちらも床、壁を撤去。
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新たな床組みを作る前に、白蟻駆除作業を行ってもらいました。
狭い所での作業、ありがとうございます。
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白蟻被害の恐ろしさを目の当たりにし、
改めて防水処理の大切さと内部結露がし難い断熱材のチョイスなど
トータルでの施工の重要性を実感しました。

家中に被害が広がる前に分かったのが不幸中の幸い・・・

この機会にきちんと駆除し、
白蟻を寄せ付けない人にとって居心地の良い空間へと改修工事をさせて頂きます。


杉材をふんだんに使った造作工事

2023.09.05

『木かげの家』

杉材をふんだんに使った造作工事に入りました。

壁材には幅150㎜×厚み12㎜の上小材(とやま市産材)を約20坪分

造作家具工事には床材として標準仕様してる
杉1等材、長さ4m×幅180㎜×厚み30㎜の本実加工材を48枚使います。

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杉柾目の幅接ぎ材もポイントで使っていきます。
集成材のような縦接ぎが無く、片面無節の商品なのでスッキリした仕上がりとなります。
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壁の杉板張り
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杉柾幅接ぎ材を使った造作
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前田くんも任された箇所を図面とにらめっこしながら作業しています。



そして、『木かげの家』の大物造作に取りかかりました。
表面がリビング側のテレビカウンター収納で
裏面がキッチン背面の収納棚となる両面使い収納棚です。
cad図面描く分には紙に線を引くだけですので簡単に感じるのですが
これを実際に作るとなるとかなり難しい作業となります。

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私は図面だけ描き、後は針山に任せ工事を見守っていました(笑)
どうやって組んでくのかな~?
途中段階を見てるだけで苦労してるのが伝わってきます。

数日後、、、
全貌が見えてきました!
こちらが表面のリビング側
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こっちが裏面のキッチン収納側
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木枠だけで、なかなか完成イメージは伝わらないと思いますが
建具、引出しも取付く予定となっており、かなり頑張った造作家具です。
完成した際には住い手にも喜んで頂けるはず!!

終わりが見えてきたかと思いきや
この後、造作ソファベンチに造作キッチンが控えています。
造作で造るからには、造作ならではの味わい、使いやすさを追求し
住い手からのご要望に応えれる様、楽しみながら挑んでいきたいと思います!


側溝掃除開始!

2023.09.01

『木かげの家』

現場前の側溝にかなり土が溜まっているので、泥を掻き出して清掃開始。
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ついでに水下のお隣さん前の側溝もお掃除。
この状態ではほとんど排水機能を果たしていなかったのでは・・・?
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お隣さん曰く、
以前は毎週のように地域のみんなで掃除に出ていたが、もう何年もやっていないとの事。
長年蓄積したかなりの泥を撤去し、随分綺麗になりました。



高い断熱性+αの施工 その2

2023.08.28

高い断熱性+αの施工 その1からのつづき

⑥外貼りポリエステル断熱材
外張りする事で施工精度が高まります。透湿性もあり湿気に強い断熱材です。
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⑦ムクボード(杉の幅接ぎ材)
登梁等の構造梁に直接指定釘で打ち止める事で水平面の横揺れの力を
確実に壁に伝え、家の耐震性を高めます。無垢の杉材なので透湿性にも優れています。
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⑧杉の木組み構造
富山で育った地場の杉材です
低温乾燥材なので繊維も破壊されずしっかり呼吸してくれます。
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⑨羊毛断熱材
名前の通り羊の毛からできています。羊の胸辺りの衣類等の商品にならない汚れた毛を洗浄して作っています。本来であれば廃棄処分されてたものを上手く使ったエコな自然素材の断熱材です。
透湿性に調湿性に優れています。
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⑩無垢桐板ァ9㎜ 『木かげの家』が初採用の天井仕上です
桐と言えば桐箪笥!理屈抜きで良い物のイメージがありますよね。
柔らかな素材感と薄っすらみえる杢目が綺麗です。
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ワームス拘りの屋根の中を公開しました。
実は③杉板~⑩の桐板まで全て透湿性の優れた物を使用した透湿外皮の天井屋根となっています。
呼吸する家づくりに拘るワームスでは前から壁は透湿外皮が標準となってます
しかし天井屋根まではそこまでには至っておらず、
今回、住まい手の同意を得て初の呼吸する天井屋根の施工が実現しました。
※しっかりと結露計算も行い施工しています


日本の家づくりでは透湿性ってほとんど注目されていません。
気密性能を高める事が家づくりの王道みたいな流れになっています。
もちろん気密性能を高める事は大切ですが、、、、
とある、断熱材メーカーの資料を見た時に
省エネエコ住宅の最先端を行くドイツでは透湿外皮が確認申請で義務化と書いてありました。
「透湿外皮の重要性」の本気度を感じます。
もしかして日本は周回遅れしてないかい???

自然素材で呼吸する家が、人、動物にも優しく、改修等のリサイクルにも繋がり
安心して長く住み継げるエコな家なのだと思います。



お得なキャンペーン実施中!

2023.08.23

ガス乾燥機 幹太くんをご検討中の皆さまに朗報です!

日本海ガス株式会社では、業者向けにガス衣類乾燥機 サービスキャンペーンを実施中。

各社限定1台で、
新築、またはオール電化からのガスへの切り替え、
日本海ガス以外のガス契約からの切り替えなど、
期間中、日本海ガスとの新規ガス供給契約にてガス衣類乾燥機が無償提供されます。
(別途、工事費は掛かります。)

そこで弊社からは
ワームスでの改修工事を伴う方限定で、先着1台をご提供させて頂きます。
洗濯室や脱衣室を改修し、お得に幹太くんを設置出来るチャンスです。


弊社物件においても幹太くんを設置される住まい手さんが増えております。
ガス衣類乾燥機は乾燥時間が早く、仕上がりがふっくら。
洗濯が楽になるとの事で、
プラン計画の段階から幹太くんの設置を切望される奥様もいらっしゃいます。


お得なこの機会に検討されてみてはいかがでしょうか?

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高い断熱性+αの施工 その1

2023.08.23

連日の猛暑日に
「もう、いい加減にしろ!」の怒りから
「もう勘弁してください。」のお願いモードに心境変化してるこの頃です(笑)

今後更に熱くなる事を予測すると
断熱性能を高める事の重要性を強く感じています。

家の部位で熱影響を一番大きく受けるのが屋根です!
屋根の性能が悪いと必ず暑い、寒いといった悪影響がでます。

『木かげの家』では高い断熱性+αの施工で
風土に合った快適な暮らしを目指した屋根の造りとなっています。

分かりやすいよう屋根の仕上から順に写真を入れてみました。

①ガルバリウムの屋根材
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②止水性能に特化したの防水シート
ガルバ屋根の裏は必ず結露します、ここでは透湿性ではなく止水性が重要!
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③野地板
(杉板ァ12㎜)ここに合板を使わないのがポイントであり拘り!
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④通気層(木かげの家では屋根垂木90㎜が通気層になります)
出入り口を設けた通気層で湿気や熱を排出し木材の劣化を防ぎます。これがとても大事です!! 
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⑤遮熱型防水透湿シート
万が一①と②に不備があり水が入ってもここでも防水します。
空気層下の遮熱防水シートなので、屋根からの熱を遮熱し負荷を軽減します。
「高性能断熱材を入れたから大丈夫」という考えに
断熱材への熱負荷を軽減してあげる 優しさ も大事です。
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その2 につづく。

ちょっとした事ですが、、、

2023.08.09

『木かげの家』
外壁に付く給気、排気のフードの取付をしました。
ちょっとした事ですが、拘った施工をしているので見てください。

フード取付は電気屋さんの仕事となるので
電気屋さんと大工がタイミングを合わせ施工しています。

先ずはフードの裏面にシーリング材をたっぷり充填!
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次に外壁とシーリング材が確実に密着するよう押し込みます
板継ぎ目の隙間にも忘れずにしっかりjシーリング充填!
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その上で押縁打ち!!!
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シーリング充填の役割は雨水侵入を防ぐ事
しかしながらシーリング材は樹脂からできた物で必ず劣化します。
劣化が進むにつれ弾性が無くなりシーリング材に剥離や切れが生じ
止水機能が保たれなくなり、雨水侵入し家の老朽化を進める原因となります。
風雨や紫外線劣化に配慮した施工でシーリング劣化を長~く遅らす事ができます!!!!


窓廻りやフード廻りに露出シーリングし
しっかりシーリングしてあるから大丈夫という考えは危険です!!!
家を長持ちさせるためには、そもそも雨が入り難い設計と施工が大事です。
しっかり軒を設えるとか、たとえ侵入しても2次防水も施され通気も良くすぐ乾く等、、、

安くて早く終わるような仕事の家は、確実にメンテナンス時期も早くやってきて
家にかける生涯支出も大きくなります。
10年、20年、30年経って気付くののでは手遅れです!!

なかなか、本質的な所を見抜くのは難しいかもしれませんが、、、
住い手に喜んで貰いたい!!!
ここを1番に考え取り組みに努めていきます。






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