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見違える空間。

2023.03.29

『fork』

内装工事が着々と進んでおります。
コンクリート剥き出しの解体直後・・・
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天井ボード、壁杉板を張り終え、室内が随分と明るくなりました。
杉板を張ると一気に暖か味が増します。
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こちらの部屋はOSB合板仕上げとなります。
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木漏れ日が揺れる気持ち良い現場。
子供達が心地よく過ごせる、素敵な場所になると思います。
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付けっぱなしで節電?

2023.03.27

電気代の高騰でどちらのお宅も光熱費が家計に響いていると思います・・・
特に冬の暖房費は大きな負担となりますよね。

弊社OB様にもワームスの家は断熱性能が高く、
冬場は低めの設定温度でもエアコンを付けたままにしておけば
杉や塗壁などの自然素材が室温と馴染み、家中暖かく過ごせますとお伝えしております。

しかし、「付けっぱなしはもったいない」と
付けたり切ったりされている住まい手様に限っては、
思ったほど暖かくないなぁと感じておられる事があります。

そこで、弊社モデルハウス 『komorebi』では暖かさ検証のため、
冬の間1階LDKのエアコンを20.5℃設定で24H付けたままにしていました。
(使用エアコン:ダイキン AXシリーズ14畳用 暖房時消費電力900W)

1階ダイニング、中2階タタミコーナー、2階居室の
3カ所に温湿度計を置き、ちょくちょく計測してみました。

居室の扉は締め切らずに開けていると
3カ所とも20℃前後と室温が一定で、家中どこにいてもほんのり暖かく過ごせます。





でも電気代は・・・?

12月半ばまで加湿機能付きエアコンの使用していましたが、
消費電力が多いので加湿機能なしのエアコン+別で加湿器に入替しました。

1月分の料金には入替前の料金も入っているので高くなっていますが、
2.3月で見ると平均¥6715です。

エアコンは設定温度に達するまで
フルパワーで運転し、沢山のエネルギーを消費するので、
何度も入切してフル稼働させていれば使用料も跳ね上がります。

室温に差がなければ、
フル稼働時の嫌な温風を浴びる事もないですし、安定運転で室温をキープしてくれます。

こまめなon/off と設定温度を見直して少しでも節電につながれば嬉しいですね。
そして何より、家中温度差がなく快適に暮らせるのが一番です。

性能数値ばかりを追い求めがちですが、
大切なのは数値ではなく、お家の中が快適かどうか。

予算を掛けて極端に性能を高めなくとも、
ある程度の性能があれば冬は暖かく、夏は涼しく、十分快適に過ごせます。


『komorebi』 2021年標準仕様にて
 UA 値 0.69 W/(㎡・K)≦基準値0.87
   ηAC値 1.80 %      ≦基準値3.00

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湿度バージョンはまた次の機会、
夏季にはまた冷房バージョンのデータを取ってみたいと思います。

予約制にて『komorebi』を見学して頂けます。
是非、心地良さをご体感下さい。オーナー様も募集中!






『2枚屋根の家』OPEN HOUSE

2023.03.18

弊社HPでも工事の様子をお伝えせず、
秘密裏?(笑)に進行しておりました物件がこの度完成を迎えます。


studioSHUWARI一級建築士事務所さんが設計され、
弊社が工事請負をさせて頂きました 『2枚屋根の家』
住まい手さまのご厚意により、完成見学会をさせて頂く事となりました。


無垢材や塗壁などの自然素材や断熱仕様等、弊社通常の仕様に
設計事務所さんならではのデザインや様々なディテールが加わり、設計されたお家です。

お家のあちこちにワームスっぽさを感じて頂けるのではないでしょうか。



2枚屋根の家  OPEN HOUSE

日時

4/8()13:0017:00

4/9()10:0017:00  

■事前予約制

予約窓口はstudioSHUWARIさんの方になっております。

ご予約はこちら ←予約フォームに入れます。

(弊社OB様、建築予定のお客様は、弊社に直接ご予約頂いても大丈夫です。)

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『2枚屋根の家』   

丘陵地の住宅街に建つ戸建住宅。

高低差がある敷地に対し、擁壁を建てることなく、

斜面に沿わせるように2枚の屋根をかけることで、緩やかにまちとつながる住居としました。

 

高低差があり日常的に階段を上下する動線の中で、

高揚感を感じたり、窓の外のさまざまな風景が楽しめるよう、窓の位置や形状を工夫しています。

 

主に無垢材や珪藻土などの自然素材を用いた丁寧な大工の手仕事を基本に、

日本の伝統的な舞良戸や障子をモチーフとした建具や、富山のガラス作家の洗面ボウル、

イタリア製のランプシェード、愛知県の町工場でつくられた建築金物など、

様々なバックグラウンドを持ったディテールを組み合わせ、

美しく調和した空間を生み出すことを心がけて設計しました。

 

Architect

studioSHUWARI Inc.

種昻 哲 北野るりこ 小見 彩 

 

Structure Design

Workshop

安江 一平

 

Constructor

Warmth 坂口工務店

坂口 智志 針山 洋史 坂口 さゆり

 

LandScape Design

山崎箱庭設計

山崎 広介

 

注意事項

トイレ等の設備は使用できません。

ご来場の際は靴下の着用をお願いします。

場所の詳細は事前予約いただいた後にお知らせいたします。


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『よすがの家』内部造作探求中! 

2023.03.18

外部の点検を終え、足場が取れた 『よすがの家』

焼き杉の外壁が一層栄えて いや~カッコイイ!
軒天井との色味のコントラストも素敵です。
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柿渋で塗装したリビングの大黒柱
ひと際存在感を醸し出しています。
経年変化で赤褐色し、風合いが出てくるのも楽しみです。
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ワームスの得意とする内部造作加工
今回も納まりの良さや、意匠的な美しさを求め、新たな試みを取り入れています。

玄関のはね出し天井では
厚みに変化を付けてよりスッキリと見える様、工夫しています。
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こちらは造作鏡ニッチ収納と窓枠の絡み
窓枠をニッチ枠材まで伸ばす事でラインが一本になり、よりスッキリと見えます。
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居室の窓枠上部を幅広く端まで伸ばし、飾り棚と一体にしました。
棚上部に間接照明を仕込み、ほんのりと登り梁が照らされる予定です。
どんな見え方になるのか楽しみです♪
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ちょっとしたディテールの違いで無骨に見えたり、野暮ったく見えてしまったり・・・
随分と印象が変わってくる造作加工。
ワームスの内部造作も日々進化です。

心地いい時間

2023.03.05

 『fork』
日々、コンクリート壁との格闘でしたが
下地も、ようやく終わりがみえてきました。

RC壁に木と軽量鉄骨でなるしっかりした下地ができホッとしてます。

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トイレだけは、木下地施工では有効寸法が取れなかったので
左官屋さんによる左官下地で仕上げていきます。
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建具屋さんに来てもらい、枠材の納まり打合せ!
現場でサッサと原寸スケッチを描いてもらい、納まりを確認しました。
設計者の考える意匠で、尚且つ施工性等のベストを探り進めています。
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3日、4日の2日間、隣りのカフェがプレオープンという事で
現場は淹れたてコーヒーのいい香りが漂い
庭では楽しそうに遊ぶ子供たちの声が響き
仕事しながらでしたが、とても心地いい時間を過ごせました。
こんな地域の憩いの場が、
いろんな場所にできるステップの場となれば最高ですね!

素敵なプロジェクトに携われている事に感謝し
竣工に向け引き続き頑張り工事を進めていきます!!
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浴室暖房機への交換工事

2023.03.02

約6年前にLDK+お風呂のリフォーム工事をさせて頂いた『柳川の家』
お風呂の換気扇を浴室暖房機に付け替え出来ないかとの相談を受け、交換工事を行いました。

竣工時の写真
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施工時にはユニットバスの周りにもしっかりと断熱材を入れて施工していますので、
浴室暖房機がなくても十分暖かいお風呂なのですが、
『柳川の家』のお風呂は1.25坪のゆったりサイズのユニットバスのため
洗い場が広い分、少し寒く感じられたのかもしれませんね。

メーカー施工の方と電気屋さんに作業して頂き、約半日ほどで交換工事が完了しました。
早速、今晩から今まで以上に暖かくなったお風呂にゆっくりと入って頂けます。

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久しぶりにお宅に伺うと家の前の擁壁が綺麗に塗装され、
ご主人の素敵なイラストが描かれていました!

その内お孫さんのイラストも加わり、賑やかになっていく様ですので楽しみですね♪


魅力的な素材

2023.02.16

『よすがの家』 

外壁は今回初の試みである焼杉板張りです!
その名の通り、杉板表面を焼き炭化させた材です。
炭化層を作る事で、防腐、防虫効果と耐久性が増します。

『よすがの家』では、深い軒を設える事で
炭化層の劣化を遅らせる工夫も考慮しています。
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雪の中での板張り作業
焼杉を触るとあちこち真っ黒になります。
黒いサッシ窓を選択し、大正解でした!
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押縁も仕上げにこだわり、真鍮釘を使っています。
黒い素材に真鍮色がアクセントとなり、高級感があります。
近くで見ないと分からないくらいのこだわりです(笑)
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光の当たり方によって変わる 焼杉の何とも言えない色味と風合いが目を引きます。
実用性とカッコ良さを兼ね備えた魅力的な素材です。
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外部施工が一段落し、屋内の作業も進んでいます。

まずは床下断熱から敷き詰めます。

床下断熱材はワームスの定番となりつつある
カーボン入りのEPS100㎜の断熱材です。

EPSの断熱性能変化は他の発砲プラスチックと比較して極めて少なく、
長期の断熱性能が優れているのが特徴です。

しっかり気密テープを張りながら施工しているので
隙間から冷気が上がって来る様な事はありません。
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板厚30㎜の杉フローリングを張っていきます。
加工精度が高く、色艶も良いキレイなフローリング材です。

今後の内部作業の進行が楽しみですね。
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住宅省エネ2023キャンペーン!

2023.02.11

昨年のこどもエコ住まい支援事業から引き続き、
こどもエコすまい支援事業などの住宅省エネ2023キャンペーンが始まりました。

光熱費も上がってきているので、
補助制度を活用して窓廻りの改修やエコ住宅設備機器へ入れ替えを
検討されてはいかがでしょうか?

登録事業者からの申請が必要です。
ワームスは登録事業者に登録しておりますのでご相談下さい。

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〈名入加工無〉水から提案版_page-0001-1.jpg


〈名入加工無〉水から提案版_page-0002-2.jpg

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『fork』2期工事始まりました。

2023.02.11


1月に解体工事を終え、2月に入り工事スタートしました。
RC構造と、一部木構造でなる建物のリノベーションです。

ほぼ解体を終えた状態。
なんと、まあ、、(;^_^A
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とにかく足元を良くして作業しやすい環境をつくっていきます。
桧の105㎜材にて床組みづくりから。
既存束石の間が4尺(約120mm)と間が長かったので3尺(約90㎜)に間を縮め
敷き直しながら鋼製束にボンド接着で固定していきます。

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コンクリート剝き出し開口の内に木枠を組み
サッシ窓が入る下地を作っていきます。
木造であれば切ったり削たりしてつくれるのですが
コンクリートはそうはいきません、
既存を残した状態でどうするか???
判断と経験が必要となります。
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ガタガタのコンクリート面に墨出しし
振動ドリルで穴開けしアンカーボルトの打ち込み!
木以外の物に触れるのもスキルアップにつながっていきます。
新人大工の前田君
1年目にして良い経験してます!
この経験が今後必ず役立ちます。
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床合板を仮敷きし天井下地作業
こんな広いスペースの天井下地は久しぶりです

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難所続きの手ごわい現場となりそうです。
その分、完成した時の喜びは大きいと思うので
携わる皆さんに喜んでもらえる様頑張ります!!!

「数値が良い家が、より良い家」???

2023.02.05

月日の経過は早いものであっという間に2月ですね
もう少しゆっくりと時間が経てば良いのにと感じるこの頃です。

さて、
先日、プラン提案までさせて頂いたお客様に
弊社モデルハウス規格型木組み住宅『komorebi』の
体感に来て頂きました。


外観から見て頂き、自然との繋がりある暮らし
木の外壁の雰囲気、経年変化のお話し等させてもらいました。

木の外壁はすぐに腐ると勘違いされてる方が多いのですが
決してそんなことはありません。
間違った使い方をしなければ、すごく長持ちする外壁材です。
ワームスではより安心して木の外壁を採用してもらえるよう、
設計から配慮し、工夫した施工を心掛けご提案しています。

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室内は自然素材でなる、ほのかな暖かさを体感してもらいました。

冬季間は1階リビングのエアコン1台を20.5℃設定で常時稼働しています。
エアコンが20℃というと、少し寒いのでは?と思う方が大半でないかと感じるのですが
床、壁、天井の温度が室温に馴染むと、20℃でも暖かく感じます(※多少の個人差あり)
設定温度が低めなので、エアコンの嫌な温かな風を感じず、より自然に近い室内環境になります。
ただし、エアコン暖房は凄く乾燥するので加湿器を併用しています。

今回体感されたご家族さまもこの快適さに驚かれておられました。

最近はどの住宅会社も性能数値をアピールしてると聞き、数値合戦してる様に感じています。
「数値が良い家が、より良い家」???みたいな、、、
もちろん、数値も大切ですが、過剰は必要無いのではと個人的には思います。
住宅の数値迷子の方が居れば、
お客様が本当に求めてるのは数値ではなく、心地よさでしょ!って伝えたいです。
素材の良し悪しも吟味して、気持ちよく暮らしてもらえる家づくりこそが
本来のNEWスタンダードの家づくりと思います.


『komorebi 』は予約受付にてご体感出来ますので是非!!
新築以外のリノベーション相談も受付しております。

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