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絵図板記事一覧

『益荒家』刻み加工スタートです!

2023.12.27

山田の工場では先行して『益荒家』のケヤキ材の刻みが始まりました。
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リビングに架かるケヤキ梁
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加工を終え、仮組み
ケヤキ梁が活きるダイナミックな構造を下から見上げる日が楽しみです!
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刻みながら絵図板に書き込んでいきます。
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先日、材木屋さんの方に構造材の選木に行き、
材料の確認と番付を終えました。

年明けには工場に材木が入り、いよいよ本格的に刻み作業開始です!

絵図板

2023.04.24

『木かげの家』
本腰入れて手刻み加工作業の準備です!

私は大工職人もしながら設計もしています
自分で考えたプラン図面は、構造伏図も自分で考え描いています。
平面、立面プランだけ考え、あとは人任せ~~~って事はしません。
正直、誰かがやってくれたらな~ 楽だろうな~ って考える事はあります
でもきっと、誰かに考えてもらった図面では自分自身納得しないだろうと思います。
ここがダメ、あこがダメって ダメ出しばかり言ってそうで、、、嫌な性格だ~

自分で考えた図面であっても、
こうした方が良かった、ああした方がもっと良いかったって思う事は必ずあります。
今回、完璧だったな!って事もほぼ無いな、、、
自分で考えての結果が反省する事となっても、それは今後に活かすことが出来ます。
失敗、反省、予想外の成功の経験があり、その人の建築は進化してくはず
大事なのは、その時の自分のベストを尽くすこと!
少しづつではあるがレベルアップはしてると思う。

いかん、いかん、書こうと思ってた話からずいぶん脱線してったぞ、、、、、

話を戻し
写真はCAD図面のPC画面
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刻み加工の準備にどう関係あるかというと
平面図と伏図のCAD図面をベニヤ板に書き写します。
この板を大工は絵図板と言い、大工が木材に墨付けする際の設計図となります。
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このベニヤに書き写す作業が地味に大変なんですが大事なのです。
紙の図面でもいいんじゃない?とよく言われるのですが
これが紙ではダメなんです、きっと失敗します!たぶん、、、
できる大工はベニヤ板で絵図板を書いています!!!

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私は見やすさと書き込みやすさを考慮しシナベニヤのァ5,5㎜!
高騰してるシナベニヤですがここにはケチりません(笑)

配筋検査に選木作業

2020.09.18

『涼風の家』

配筋工事後、第三者機関による配筋検査を無事終えました。
今回も指摘箇所はありませんでした。
針山の管理と業者の施工スキルが向上してきてます♪
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今週は雨が続きそうなので
コンクリート打設は来週になりそうです。
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末永くお守り頂けるよう願いを込め、
地鎮祭の際にお預かりした鎮物を納めさせて頂きました

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基礎工事と並行して材木屋さんでの選木作業
自分たちの目でしっかりと確認し、
木の性を見ながらどこにどの材を持ってくるか選木していきます
化粧材として使用できない材3本の交換をお願いしました。

ワームスのこだわりに、快く協力してくださる材木屋さん
いつもありがとうございます。
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『涼風の家』はオール手刻み加工の物件です
絵図板を見ながら墨付け作業開始!
気合が入ります( `ー´)ノ

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『涼風の家』地鎮祭

2020.08.23


昨日、強い陽射しが照り付ける下、地鎮祭を執り行って頂きました。

現地では、幸い風が流れ、近日の猛暑日とまでは感じることもなく
心配していましたが、
産後間もない奥さまと赤ちゃんにも参加いただくことができました。
住まい手さま、おめでとうございます。

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長男くんも積極的に自主参加してくれました。
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今回の住まい手さまは ご夫婦にお子さん二人のご家族です。
ご主事が仕事で富山を訪れられた際この地域に魅力を感じられ
「子育てするならこの地域で!!」と、移住してこられた住まい手さまです。

このような素敵なご家族との出会いに感謝し
家づくりのパートーナーとして選んで頂いたことに
大変嬉しく思っております。

素敵なご家族が、魅力ある地域で安心して暮らせるよう
精一杯、家づくりを頑張らせて頂きます。

屋名 『涼風の家』 すずかぜのいえ
南面に広がる雄大なロケーションに開き
山からの気持ちよい風が流れるイメージでつけました。

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ワームスの得意とする
手刻み木組みの家!!
楽しみです♪




『zig House』

2018.09.02

小さな平屋 『zig House』

は設計アトリエさんが仮設住宅として考案されたもので
この家は、これを応用した住宅バージョンの建物になります。

現場は本格的に工事をスタートさせました。
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まずは砕石パイルの地盤改良工事を終え


20180902_IMG_6392.jpg
丁張作業を行いました。
これから基礎工事へと進んでいきます


工房にて墨付け刻み作業も同時にスタートです
20180902_IMG_6397.jpg
絵図板を描きイメージし、構造を頭の中に詰込んでいきます。
図面を見れば見るほど質疑がでてきます、、、
何度も設計さんにTELして質疑応答しながらの作業
くどい程の質疑にも、快く対応してくれるsさん
共に協力し、いい家つくりましょうね!!
20180902_IMG_6396.jpg
まだまだ序盤

がんばります!

新たな家づくりが始まります。

2017.09.21

新たな家づくりが始まります。

今回も、素敵なご家族にめぐりあい
家づくりのお手伝いをさせて頂く事になりました。

住まい手様に喜んで頂けるよう
全力で頑張りますのでよろしくお願い致します。
『お家の名前は考え中です』

規制が厳しい土地でのプラン計画
たくさん頭を悩めましたが、凄く勉強にもなりました。
ご要望も何とか取り入れ、気に入って頂きホッとしています。


解体前
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コンクリート土間とコンテナ倉庫を解体して頂きました。
解体後
スッキリ、キレイになりました。
頭の中で立体図をイメージしながら妄想中。
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早速、地盤調査に入ってもらいました。
「柔らかくもなく、固すぎる事もなく」と、調査員さんの微妙なお言葉
神頼みをしながらの解析結果待ちになります。
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シナべニアに絵図板を描きました。
手刻み加工の為の設計図!!!
なんだかワクワクしてきました~~~

週末には材木屋さんで選木作業です。
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新物件工事スタート!

2015.03.17

新物件  『通り土間のある家』 スタートしました。

IMG_2172.jpg〝絵図板〟家の設計図をベニヤ板に記した物 大工の墨付け、手刻み加工の設計図になります。

この物件は父、母、子3人の5人家族が、
祖父母の住む母屋とを、渡り廊下でつなぐ
2階建住宅の増築工事になります。

お施主様との出会いから2年!!
構想期間の時間が長かっただけに
スタートできた喜びも格別です。

構造材、造作材、床板等に
とやまの木をふんだんに使用し
大工手刻みの温もりある空間に加え
新たな構想盛りだくさんの家になります。
楽しみにしててくださいね♪

土台、ヒノキ4寸角、エアードライ材
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赤身が強い年輪の詰んだ良材が用意できました。
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墨付け作業
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気を引き締め作業を進めてまいります。


 

絵図板!!!

2014.08.12

『加茂 木組の家』
絵図板!!!
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よーし、やるぞー!!!!

下記 2012.9.30に投稿したブログです
(初心忘れるべからず ですね)

-----絵図板を書く理由-----


先日、ある設計士の方が

「坂口さんて、凄いね~~」て言ってこられました。

「どこが???」て尋ねると

「だって、この板の図面、坂口さんが書かれたんでしょ??」と、

「そうだけど…凄いですか?」

「今時こんなの書かれる大工さんて、そういませんよね
この伏図なんかも…」

てな、会話。

正直、「凄いね」と、言ってもらい嬉しかったのですが
すこし ガクッ とも、きました。

なぜなら、本来木造建築は
大工棟梁が必ず図面を絵図板に書き写し
構造や、おさまりなどをイメージし、考え、確認しながら
墨付け、刻み作業を行っていました。

当然ながら、うまくいくか、いかないかは
すべて自分にかかっているので
無事建方が終わるまでは、
不安と心配で眠れないのが本音です。

しかし、

そのプレッシャーに耐え、無事上棟したときの
喜びと、達成感は何とも言えない最高!!!なものです。
(もちろん、毎回反省点はありますが)

苦労したぶん建物に大工の気持ちが入っていき、愛着が湧き
その気持ちが、施主さん、業者さん、に伝わり
最後にはみんなの気持ち詰まった最高の家ができあがるのです。
ちょっと脱線しましたが…

話を戻すと
私が凄いのではなく、
本来当たり前だった事が
当たり前ではなくなってきて
大工が刻んで家を建てるから、
プレッカットなどで加工したのを大工が組み立てる
に世の中が代わってきたんです。


こうした、現実を目の当たりにすると
ガクッ と、くるのです。

家は工業製品ではありません。
家族が楽しく暮らす場所
言わば、家も家族の一員で生きていると思っています。

自分の心の中の
当たり前が、当たり前ではなくならないように
私はこれからも絵図板を書いていこうと思います。

絵図板作業

2013.12.11

寒い!!!

こんな日はコレ!

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遠赤外線で体の芯までポカポカです♪

好きなミュージックを聞きながらの絵図板作業

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こんな日もいいですね。

絵図板を書く理由

2012.09.30

先日、ある設計士の方が

「坂口さんて、凄いね~~」て言ってこられました。

「どこが???」て尋ねると

「だって、この板の図面、坂口さんが書かれたんでしょ??」と、

「そうだけど…凄いですか?」

「今時こんなの書かれる大工さんて、そういませんよね
この伏図なんかも…」

てな、会話。

正直、「凄いね」と、言ってもらい嬉しかったのですが
すこし ガクッ とも、きました。

なぜなら、本来木造建築は
大工棟梁が必ず図面を絵図板に書き写し
構造や、おさまりなどをイメージし、考え、確認しながら
墨付け、刻み作業を行っていました。

当然ながら、うまくいくか、いかないかは
すべて自分にかかっているので
無事建方が終わるまでは、
不安と心配で眠れないのが本音です。

しかし、

そのプレッシャーに耐え、無事上棟したときの
喜びと、達成感は何とも言えない最高!!!なものです。
(もちろん、毎回反省点はありますが)

苦労したぶん建物に大工の気持ちが入っていき、愛着が湧き
その気持ちが、施主さん、業者さん、に伝わり
最後にはみんなの気持ち詰まった最高の家ができあがるのです。
ちょっと脱線しましたが…

話を戻すと
私が凄いのではなく、
本来当たり前だった事が
当たり前ではなくなってきて
大工が刻んで家を建てるから、
プレッカットなどで加工したのを大工が組み立てる
に世の中が代わってきたんです。


こうした、現実を目の当たりにすると
ガクッ と、くるのです。

家は工業製品ではありません。
家族が楽しく暮らす場所
言わば、家も家族の一員で生きていると思っています。

自分の心の中の
当たり前が、当たり前ではなくならないように
私はこれからも絵図板を書いていこうと思います。


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