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『よすがの家』工事状況記事一覧

『よすがの家』内部造作探求中! 

2023.03.18

外部の点検を終え、足場が取れた 『よすがの家』

焼き杉の外壁が一層栄えて いや~カッコイイ!
軒天井との色味のコントラストも素敵です。
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柿渋で塗装したリビングの大黒柱
ひと際存在感を醸し出しています。
経年変化で赤褐色し、風合いが出てくるのも楽しみです。
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ワームスの得意とする内部造作加工
今回も納まりの良さや、意匠的な美しさを求め、新たな試みを取り入れています。

玄関のはね出し天井では
厚みに変化を付けてよりスッキリと見える様、工夫しています。
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こちらは造作鏡ニッチ収納と窓枠の絡み
窓枠をニッチ枠材まで伸ばす事でラインが一本になり、よりスッキリと見えます。
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居室の窓枠上部を幅広く端まで伸ばし、飾り棚と一体にしました。
棚上部に間接照明を仕込み、ほんのりと登り梁が照らされる予定です。
どんな見え方になるのか楽しみです♪
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ちょっとしたディテールの違いで無骨に見えたり、野暮ったく見えてしまったり・・・
随分と印象が変わってくる造作加工。
ワームスの内部造作も日々進化です。

魅力的な素材

2023.02.16

『よすがの家』 

外壁は今回初の試みである焼杉板張りです!
その名の通り、杉板表面を焼き炭化させた材です。
炭化層を作る事で、防腐、防虫効果と耐久性が増します。

『よすがの家』では、深い軒を設える事で
炭化層の劣化を遅らせる工夫も考慮しています。
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雪の中での板張り作業
焼杉を触るとあちこち真っ黒になります。
黒いサッシ窓を選択し、大正解でした!
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押縁も仕上げにこだわり、真鍮釘を使っています。
黒い素材に真鍮色がアクセントとなり、高級感があります。
近くで見ないと分からないくらいのこだわりです(笑)
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光の当たり方によって変わる 焼杉の何とも言えない色味と風合いが目を引きます。
実用性とカッコ良さを兼ね備えた魅力的な素材です。
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外部施工が一段落し、屋内の作業も進んでいます。

まずは床下断熱から敷き詰めます。

床下断熱材はワームスの定番となりつつある
カーボン入りのEPS100㎜の断熱材です。

EPSの断熱性能変化は他の発砲プラスチックと比較して極めて少なく、
長期の断熱性能が優れているのが特徴です。

しっかり気密テープを張りながら施工しているので
隙間から冷気が上がって来る様な事はありません。
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板厚30㎜の杉フローリングを張っていきます。
加工精度が高く、色艶も良いキレイなフローリング材です。

今後の内部作業の進行が楽しみですね。
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『よすがの家』上棟しました。

2023.01.22

『よすがの家』

この時期としては珍しいお天気に恵まれ、無事上棟を迎えました。

天気を優先しての決行のため、
少人数での作業となりましたが雨合わずで屋根作業を終える事が出来ました。
応援に来て頂いた大工さん、板金屋さんありがとうございました。

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後日、天気の良い日に板金屋さんが作業に来られ、屋根板金も葺き終えました。
今までの施工物件とは少し違った趣のお宅になる 『よすがの家』 工事の進行が楽しみです。
住まい手様ご家族に喜んで頂ける様、頑張らせて頂きます。

年越し準備

2022.12.23

今年も残りわずか。
なんとか気持ちよく年越しできるよう
準備に動いてるため
慌ただしくバタバタしてます。

『よすがの家』
晴れ間を狙いピンポイントで土台敷きを終えました。

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ブルーシートにて全覆い養生しました。
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手際よく工事を進めて下さった基礎屋さん、ありがとうございます!
年明けの天候が酷くならないことを願うばかりです。

工房の照明を蛍光灯からLEDに交換してもらいました。
暗いと、見えづらく目が疲れ、作業にも影響出てくるようになりました。
若い時は感じなかったのですが、、年ですかね、、、、
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照明の数も増やし、かなり明るくなりました。
これで作業効率up↑ 間違いないです!
どんよりとした天気が続いてますが、気持ちを明るく持ち乗り切りましょう!
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『よすがの家』進んでいます。

2022.12.07

構造材の刻みも終盤を迎え、最後に土台の刻みに入っています。

こだわりで高温乾燥ではなく、自然乾燥材を使っています。
高温乾燥と比べて、油分が残っており、何と言っても粘り強さと耐久性が違います。
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いつも板金包みの破風板は今回化粧表しになります。

木材屋さんに赤身材(耐久性がある材)で用意してもらい、
木材防護保護剤をしっかり2度塗り塗装をしました。
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屋根垂木をパネル状に組んでいきます。
このパネル施工により、母屋材の見えないすっきりとしたデザインの屋根が実現します。
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一方、現場の方でも順調に基礎工事が進んでおります。
鉄筋が組みあがり、
瑕疵保証の第三者機関による配筋検査も無事に終えました。
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検査後、給排水の配管スリーブを先行して通してもらいました。
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地鎮祭の時にお預かりした鎮め物をお納めし、コンクリート打設に入ります。
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今まで住んでおられた古いお家を解体し、新しく建て替えされる工事です。

お父様が生前、ご自身で手を加えられ住んでこられたお家ですので、
ご家族皆様大変思い入れのあるお家でした。

お父様が大切に使っておられたテーブルや欄間などを
新しいお家に再利用しながら、旧宅の面影を残す様プランに取り入れたお家となります。

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お父様との思い出を感じられる、
ご家族皆様が集まる 心のよりどころとなって欲しいとの想いを込め、
お家の名前は 『よすがの家』 としました。

私自身、聞きなれない言葉でしたが、
心のよりごころ、頼りになる など 『縁』 という言葉に深い関わりのある言葉らしいです。
住まい手様とのご縁にも感謝を込め、
ご家族皆様に喜んで頂ける様、頑張らせて頂きます。




新たな工事が始まりました。

2022.10.28

工場では新たな物件の墨付け、刻み作業が始まりました。

材木屋さんにて選木した材料が続々と運搬され、
順に加工が進めてられています。

まずは手作業にて丸太の皮を剥いていきます。
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その後、電気カンナで面を直しながら削り,
墨付けをしやすくします。
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白い木肌が滑らかに仕上がったところで、墨付け作業に入っていきます。
通り芯に水糸を張り芯墨をいれてます。
見習い大工頑張っています!親方の手元をしながら日々勉強中です。
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リビングに立つケヤキ大黒柱のマナギ作業
材が大きく機械に入らないため、電気カンナを使って直角面をつくります。
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先日、地鎮祭を執り行って頂き、来月より現場の方も動き始めます。

WARMTHの個性でもある手刻みの技術を活かした
手仕事が見える木組み構造のお家になります。




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