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無垢板記事一覧

魅力的な素材

2023.02.16

『よすがの家』 

外壁は今回初の試みである焼杉板張りです!
その名の通り、杉板表面を焼き炭化させた材です。
炭化層を作る事で、防腐、防虫効果と耐久性が増します。

『よすがの家』では、深い軒を設える事で
炭化層の劣化を遅らせる工夫も考慮しています。
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雪の中での板張り作業
焼杉を触るとあちこち真っ黒になります。
黒いサッシ窓を選択し、大正解でした!
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押縁も仕上げにこだわり、真鍮釘を使っています。
黒い素材に真鍮色がアクセントとなり、高級感があります。
近くで見ないと分からないくらいのこだわりです(笑)
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光の当たり方によって変わる 焼杉の何とも言えない色味と風合いが目を引きます。
実用性とカッコ良さを兼ね備えた魅力的な素材です。
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外部施工が一段落し、屋内の作業も進んでいます。

まずは床下断熱から敷き詰めます。

床下断熱材はワームスの定番となりつつある
カーボン入りのEPS100㎜の断熱材です。

EPSの断熱性能変化は他の発砲プラスチックと比較して極めて少なく、
長期の断熱性能が優れているのが特徴です。

しっかり気密テープを張りながら施工しているので
隙間から冷気が上がって来る様な事はありません。
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板厚30㎜の杉フローリングを張っていきます。
加工精度が高く、色艶も良いキレイなフローリング材です。

今後の内部作業の進行が楽しみですね。
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見どころ盛り沢山

2022.10.02

『IPPURAKUYA』
ダイニングテーブル天板にと製作した
ブラックウォルナットにオイル塗装です!

塗料はクライデツァイト グロスクリアオイル
100%植物油とワックスを使用した天然木材用保護塗料。

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刷毛で塗った後、すぐにウエスで拭きとります。

濡れ色になる事で杢目が浮き出てきました!
ウレタン塗装の様な木の表面を完全被膜コートする塗装では無いので木は呼吸します
経年にて色艶は褪せてきますが、メンテナンス(再塗装)する事で美しさを保ちながら
経年美化を楽しんで頂けると考えています♪
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システムキッチンが取付きました。
サンワカンパニーの全面ステンレスキッチン
住まい手の拘りを感じるスタイリッシュでかっこいいキッチンです!!
赤線で囲ったイメージでテーブルが付きます、
脚はキッチンに似合うようステンレスで製作してもらいました。
頭の中のイメージではキッチンとビタハマりする予定!!!
取り付けが楽しみです。
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エントランス土間の、白州そとん壁も仕上がりました。
素朴で風合いを感じ、それでもって重厚感もある神秘的な塗壁材
ワームスの特徴である力強い木組み梁が、より一層栄えます。
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実はインナーガレージも備えた『IPPURAKUYA』
土間コンクリート打設も終え、着々と完成に近づいています。
まだまだ、明かしてない見どころ盛り沢山のお家です(笑)
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ブラックウォルナットどう使う?

2022.09.04

『IPPURAKUYA』
ダイニングテーブル天板として使う適した板がないかと探してたところ
木材屋さんから、「ブラックウォルナットが有るから使えるか見に来てよ」と連絡もらい
早速見に行ってきました。

寸法的にちょうど良いのが1枚あったので交渉スタート
私    「左の1枚を〇万円」で譲ってほしいな」
材木屋 「安くしとくから4枚まとめて買ってよ~」
私    「な~んいいわ~使わんもん」
材木屋 「もっとられよ~あんたなら何でも加工して使えるねか~」
私    「置いとくとこ無いもん、いらんちゃ~」
材木屋 「安くしてあげるねか、持っとられよ、しっかり乾燥しとるし直ぐ使えるよ」 
と、こんな調子でのやり取りが数分続いた結果
事は材木屋さんの思惑通りに進み、4枚まとめて買う事となりました。
私の思い通りにはいきませんでしたが敗北感はありません
お互いに信頼関係があっての交渉ですし、私にも十分メリットがあったからと思います。
落しどころを知り尽くした、この道40年以上のベテラン材木屋さん
私が知り合って約30年、この先5年、10年、20年と長く元気で頑張って貰いたいです。
次は勝ちます(笑)
 
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早速、山田の工房まで運搬してもらい加工スタートです
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こんな感じで木取りました
メインとなる天板をキレイな部分で取りながらも、端部でもおまけ的な物がが取れないか
考えながら木取りしています。
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幅300㎜の板を3枚接ぎで900㎜幅の板になるよう加工していきます。
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経年での狂い、伸縮が生じにくいよう色々と細工しました。
ブラックウォルナット、やはり高級感が違います!仕上がりにご期待ください!!!
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ワームスオリジナルのブラックウォルナット引手!
取っ手もワームスで作っています。
こちらから言わなければ、気づいてもらえない程の小さな拘りですが
こういった拘りこそが、うちの良さであり強みだと思っています。
一つ一つ手づくりしてる引手だと知ってもらう上で大事に使ってもらう事が
私達のモチベーションとなり継続の原動力となっています。
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拘りの造作階段

2022.08.04

『IPPURAKUYA』

山田の工房にて階段の木取りに加工を進めています。

ワームスでは階段にかなりの拘りを持ち、毎回造作で造っています。



皆さん、家具は色々と調べ自分好みの物を探しだし購入されると思いますが
家の階段ってなるとどうですか?
家の一部という事で、単に上下階を行き来する道具でしかないと考えていませんか?

私見ですが階段も意匠的にカッコ良いものであれば家具のように空間をデザインするアイテムになると思っています。
近頃はリビング階段で提案する事が多くなってるので、なおの事デザインは重要と考えます。

「そこまで言うのであれば、ワームスではどんな階段作ってるんだ!」
って声が聞こえてるような気配を感じるので(笑)ご紹介します。

階段踏板は無垢杉板です。
しっかり乾燥させた加工前の板材を並べ表情を確認します。
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ワームスの踏板サイズは幅255㎜厚み40㎜が標準となる設計プランが多いです。
幅と厚みを加工していきます。
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踏板を支えるささら板も杉材です
180㎜×40㎜に加工し墨付けをし加工していきます。
1段225㎜進んで200㎜上がる、昇降しやすい階段です!
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刻み終えたささら板がこちらです
ここは大工技術の見せ所となり、プレカット等の機械加工では出来ない形状です。
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踏板を受ける力板
材はクサマキ(ヒバ材の一種)杉よりも年輪が詰んでて油分も多く加工しやすい材で
耐久性にも優れてて、社寺等でもよく使われる材です。
いまはウッドショックできっと高いんだろうな~
今はまだストック材でなんとかなっています!
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仮組の様子、2段乗っけてみました。
どうですか?いい感じでしょ!!!

我が家では娘が良く階段に座りスマホを触ってます
部屋に置いてあるベンチ感覚で腰掛けてるようで、
娘にとっては落ち着く居場所の様です
そんな娘の様子を見て心の中でヨシ!!っと小さくガッツポーズし喜びを感じています(笑)
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明るい廊下に変身!

2022.07.14

廊下張替工事

地元で育った富山市産の杉床板を用いて廊下の床を張替しました。
優しい杉の色味で廊下が明るくなりました。
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後は住まい手様に自然塗料で塗装して頂いて完成です。

柔らかく優しい足触りの杉床板
今年の冬にぬくもりと違いを実感して頂けると思います♪
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令和4年度 富山の木が見える家づくり推進事業 認定住宅

材料費、輸送費など色々なものが高騰するこんな時期だからこそ
地元富山で育った木を使ってのリフォームで地産地消ですね!






WARMTHのこだわり

2021.07.13

『花あかりの家』

枠材の取付に入り、内部造作工事が進行中です。

造作の建具が入る玄関枠も取付きました。
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WARMTHの家は窓枠や建具枠においても取り付けるだけの規制品は使わず、
無垢材に溝を切って工場で手加工しています。

数年で劣化する事なく、
長く使うほどに味わいを増す無垢の枠材はWARMTHのこだわりでもあります。
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大きな窓の横にあるオープンな木組み階段は
窓からの眺めを邪魔する事なく、明るく開放的!(*^^)
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使用部材だけではなく、施工においても細かなこだわりを発見('◇')ゞ

システムバスのユニットとの接合部は
冷気が入らない様にしっかりと隙間を塞ぎ、気密を確保!
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後々、設置する際に断熱欠損を招かない様に
すぐに設置しないエアコンでも今のうちにスリーブを通しておきます。

細かな事の積み重ねが快適な空間へとつながります。
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外部も板金屋さんが天気を見ながら作業を進めてくれています。
『涼風の家』に続き、明るいコットンホワイトのガルバリウムです。
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新たな発見!

2021.01.28

『涼風の家』

内部造作が着々と進んでいます。
間仕切り壁や、収納棚も出来、部屋らしくなってきました。
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WARMTHが力を入れている木組みの造作階段

土間リビングからも良く見えてインパクト大です!
小上りから上がる階段はまた面白い印象です。
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足場が取れてスッキリ。

コットンホワイトのガルバリウムと板張りの可愛らしい印象の外観です。

ダークカラーの外壁を選ばれる方が多いので新たな発見!
軒先の梁も良く映えて〇です!! ( *´艸`)

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手づくりの造作

2021.01.24

『涼風の家』
現場は造作工事にとりかかり
大工にとっては腕の見せ所です!

番頭針山の、こだわり手仕事
部材はタタミコーナー入口の下がり壁出隅鴨居
材種はブビンガ!!
丁度良いサイズの在庫があったので杉からブビンガにサービス変更~
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木口にヤトイ実を仕込みボルト締め
ここまですれば安心です。
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キッチン前カウンターは無垢ヒノキ材を2枚で接ぎ合わせました。
木目と、色味がとっても美しい良材です、経年の風合いも楽しみですね!
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洗濯室と脱衣室を繋ぐ造作収納棚
家事作業もスムーズに行える様工夫しています。


既製品はほとんど使わない
無垢材を使った大工手づくりの造作を持ち味としています!
永く大事に使って頂きたい思いでつくっています。
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貴重な晴れ間☀

2021.01.21

『規格型木組み住宅』

内部工事が順調に進んでおります。
間仕切り壁が出来、部屋らしくなって来ました。
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杉板を接ぎ合わせて複雑な形に・・・
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加工材は階段の踏板に。
両側が真壁仕上げになので難しい造作でしたが綺麗に収まりました。

無垢の造作階段のやさしい雰囲気は格別ですね♪
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昨日、今日の貴重な晴れ間のお陰で
ようやく外部の板張り作業を進めることが出来ました。

『規格型木組み住宅』では北・西面が杉板張りになります。

特に西面では2階部分までの広い面積が杉板張り。
自然塗料で塗装した杉板の風合いを存分に感じられる外観です。
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軽快に真鍮釘を打って留めていきます。
この天気が続いてくれたらなぁ・・・(^-^;
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反対面では板金屋さんが一生懸命Kスパンを張ってくれています。
こちらも仕上がりが楽しみです。
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外部板張り作業

2020.12.19

『涼風の家』

雪が降る前の外部板張り作業の様子

メンテナンスフリーの自然系塗料にて
住まい手さまにセルフビルド塗装して頂いた杉板を張っていきます

コットンホワイトのガルバリウムと板張りの明るい雰囲気の外観になりそうです!(^^)!
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軒のある正面と裏のデッキテラス部分が杉板張り仕上になります
永く木の風合いを楽しむためにも取り入れる場所がポイントですね♪
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内部も天井からプラスターボードを張り始め、
随分と部屋らしくなってきました(^^)/
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