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家の気密記事一覧

付けっぱなしで節電?

2023.03.27

電気代の高騰でどちらのお宅も光熱費が家計に響いていると思います・・・
特に冬の暖房費は大きな負担となりますよね。

弊社OB様にもワームスの家は断熱性能が高く、
冬場は低めの設定温度でもエアコンを付けたままにしておけば
杉や塗壁などの自然素材が室温と馴染み、家中暖かく過ごせますとお伝えしております。

しかし、「付けっぱなしはもったいない」と
付けたり切ったりされている住まい手様に限っては、
思ったほど暖かくないなぁと感じておられる事があります。

そこで、弊社モデルハウス 『komorebi』では暖かさ検証のため、
冬の間1階LDKのエアコンを20.5℃設定で24H付けたままにしていました。
(使用エアコン:ダイキン AXシリーズ14畳用 暖房時消費電力900W)

1階ダイニング、中2階タタミコーナー、2階居室の
3カ所に温湿度計を置き、ちょくちょく計測してみました。

居室の扉は締め切らずに開けていると
3カ所とも20℃前後と室温が一定で、家中どこにいてもほんのり暖かく過ごせます。





でも電気代は・・・?

12月半ばまで加湿機能付きエアコンの使用していましたが、
消費電力が多いので加湿機能なしのエアコン+別で加湿器に入替しました。

1月分の料金には入替前の料金も入っているので高くなっていますが、
2.3月で見ると平均¥6715です。

エアコンは設定温度に達するまで
フルパワーで運転し、沢山のエネルギーを消費するので、
何度も入切してフル稼働させていれば使用料も跳ね上がります。

室温に差がなければ、
フル稼働時の嫌な温風を浴びる事もないですし、安定運転で室温をキープしてくれます。

こまめなon/off と設定温度を見直して少しでも節電につながれば嬉しいですね。
そして何より、家中温度差がなく快適に暮らせるのが一番です。

性能数値ばかりを追い求めがちですが、
大切なのは数値ではなく、お家の中が快適かどうか。

予算を掛けて極端に性能を高めなくとも、
ある程度の性能があれば冬は暖かく、夏は涼しく、十分快適に過ごせます。


『komorebi』 2021年標準仕様にて
 UA 値 0.69 W/(㎡・K)≦基準値0.87
   ηAC値 1.80 %      ≦基準値3.00

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湿度バージョンはまた次の機会、
夏季にはまた冷房バージョンのデータを取ってみたいと思います。

予約制にて『komorebi』を見学して頂けます。
是非、心地良さをご体感下さい。オーナー様も募集中!






『ふるさとの家』完成までもう少し!

2022.07.17

『ふるさとの家』

竣工に向けて仕上げ作業を進めています。

随所に木のぬくもりと自然素材の優しさを感じられる
住まい手様とワームスのこだわりが詰まったお家です。

ワームスでは断熱材にこだわりながらも高性能な家づくりに取り組んでいます。
このお家は外皮平均熱貫流率UA値0.56W/㎡KとZEH基準を上回る高断熱なお家です。
完成時には気密測定もしようと思っているのでどのような数値が出るか楽しみです。

数値も大切ですが、それ以上に大切なのはなんと言っても心地良さですよね。

そんなこだわりあるお家の見学会をさせて頂ける事になりました。
8/20(土)・21(日)開催予定の完成見学会にて、
心地良い住まいを是非ご体感頂きたいと思っております。

詳細が決まり次第、ご案内させて頂きます。

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WARMTHのこだわり

2021.07.13

『花あかりの家』

枠材の取付に入り、内部造作工事が進行中です。

造作の建具が入る玄関枠も取付きました。
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WARMTHの家は窓枠や建具枠においても取り付けるだけの規制品は使わず、
無垢材に溝を切って工場で手加工しています。

数年で劣化する事なく、
長く使うほどに味わいを増す無垢の枠材はWARMTHのこだわりでもあります。
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大きな窓の横にあるオープンな木組み階段は
窓からの眺めを邪魔する事なく、明るく開放的!(*^^)
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使用部材だけではなく、施工においても細かなこだわりを発見('◇')ゞ

システムバスのユニットとの接合部は
冷気が入らない様にしっかりと隙間を塞ぎ、気密を確保!
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後々、設置する際に断熱欠損を招かない様に
すぐに設置しないエアコンでも今のうちにスリーブを通しておきます。

細かな事の積み重ねが快適な空間へとつながります。
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外部も板金屋さんが天気を見ながら作業を進めてくれています。
『涼風の家』に続き、明るいコットンホワイトのガルバリウムです。
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土台敷き日和☀

2021.05.05

来週の 『花あかりの家』 上棟に向け、休日返上にて作業を進めています。
昨日はお天気も良く、絶好の土台敷き日和でした(^^)/

現場にて基礎高さを確認しながら
桧の土台を継手加工とボルトでしっかりと固定します。
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土台下には自然換気で湿気がこもらない様、通気を取る基礎パッキンを敷きます。
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浴室まわりや玄関など室内空間に外気を入れたくないところには
床下からの気流を遮断する気密パッキンを敷きます。

通気性、気密性を高めれる様、それぞれの場所に応じて部材を使い分けます。
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お風呂の気密型点検口もしっかりと施工されています。
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配管スリーブの設置もバッチリ!
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来週の上棟日もこんなお天気ならいいなぁ~☀
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何だか新鮮!

2020.04.21

『木なネコhouse』

上棟から約2週間、着々と進行しております

天気を見ながら外部作業を進め、耐力面材を張っていきます
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面材をあてる際に隙間や金物にウレタンを吹き付けていきます
金物の結露防止や気密性能の向上にこの一手間がとても大切です
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土台廻りの金物にもしっかり吹き付け
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サッシ枠の取付
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サッシが入って家らしくなってきました
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一先ず足元を整え、
週末に住まい手さま、電気屋さんとスイッチやコンセント位置、照明関係の打ち合わせを行いました

ご主人は上棟時に足場から上がって見ておられましたが、
奥さまには初めて2階からの雰囲気を見て頂けました(*^-^*)

2階リビングだと外の視線も気にならず、
高い位置から眺める事が出来て何だか新鮮!

とても素敵なリビング空間になりそうです( *´艸`)
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どのくらいの気密性能があるの?

2019.10.12

『湧水の家』 気密測定を行いました。


手づくりのWARMTHの家
いったいどのくらいの気密性能があるの?
と言う事で、今回初めて測定をお願いしました。


外気が入らないように給気口や排水口を塞いでいきます
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大砲のようなドクタードルフィンという
送風機で1箇所から強制的に空気を外に出し、屋内と屋外に気圧差を生じさせます。

屋外に出した空気の量と
隙間から入ってくる空気による気圧の変化を測定して建物の気密を測定します。
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測定中
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3回の測定の結果標準C値=0.7!!

富山地区の次世代省エネ基準が5以下、
一般的に高気密住宅と言われている家は1以下とされていますので、
それを上回るかなり良い数値が出ました。

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送風中にどこから空気が入ってきているかを調べる為
手を当てて探してみると、引違い窓の隙間や引違い玄関戸、
柱の立ち上り部分から入って来ていました。

柱部分はこれから壁を作り、覆われてしまうところなので
施工が進むにつれ、さらに隙間が少なくなると思います。

先日、気密施工してもらった
ユニットバスとの隙間は殆ど空気の流れを感じませんでした。
やはり違いは大きい様です。



単に数値だけを上げようと思えば、
ウレタン吹付断熱や気密シートなどを使用し、
覆ってしまえば簡単に数値が上がります。
コーキングを100本近く使い気密性を上げてる会社もあると聞きます、、、

しかし、WARMTHの家は
自然素材を使用し、床や壁には通気&透湿性のある断熱材を使用、
内と外の自然な透湿性(呼吸)を重要視しています。

測定士の方からこの断熱仕様でここまで数値が高いのは
丁寧な仕事をされている結果ですねと、
お褒めの言葉を頂きました。

この結果に甘んじず、今までどおり丁寧な施工を心掛け、
気密性能と断熱性能のバランスを取りながら
施工精度の高い家づくりを行う事で性能と快適さの両立を目指していきたいと思います。




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