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坂口のこだわり記事一覧

屋根下地の中

2019.09.01

『湧水の家』
建て方後、晴れ間を見て屋根工事です。
弊社では屋根の断熱をとても重要視しており
外張り断熱に、屋根通気工法を取り入れた屋根になってます。

建方時に養生してたシートを外し
断熱材を敷いていきます。
フェーノールフォーム45㎜2枚重ねで90㎜!
断熱継ぎ目が重ならないように1枚目と2枚目を少しずらしながら敷きます。

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断熱材の上、遮熱防水シートを敷き
屋根垂木の取付です。

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屋根垂木取付後
野地板(杉4分板)を張ります。
軒先から空気を取り入れ垂木間が通気層となり
棟から抜ける仕組みになります。

通気層の無い、合板野地板は結露が危険です。
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最終防水シートを敷き
継ぎ目には防水テープ処理。


20190901_IMG_7737.jpg

面倒な事やってるなーと思われるますが
その通りです、面倒な事をやっております(笑)
掛ける値のあるところには、手間暇は惜しまずかけようと考えています。

屋根はガルバリウム立平葺き
棟の通気開口はまた後日です。

美しい木組になるよう

2019.07.26

『笑笑家』

木材屋さんにて選木作業を行って来ました。


国産杉の天然乾燥材
梁、桁の構造横架材になる木材です。

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天然木は2つとして同じものは無く
集成材のような規格工業製品ではありません。

木と木が組みあがった時に違和感の無い美しい木組になるよう
1本1本確認し番付けをします。
地味な作業ですが仕上がりの良し悪しに必ず差が出ると信じ
毎回おこなっています。

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それにしても
大きな家だけあって凄い量!!
半日ほどで終わるかと思いきや、
ほぼほぼ1日かかっちゃいました(^_^;)
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真夏日の作業でしたが
材木屋さんのご厚意で屋根下で陽射しを受けず
材木の人力移動も手伝って頂き、とても助かりました。
ありがとうございました。


造作加工も大詰め

2019.07.10


『湧水の家』 『笑笑家』
2件同時進行での造作加工も大詰めです。

階段踏板は桧材!!
春のツアーにて特価で仕入れできたので特価でのご提供です。
良いもの少しでも安く提供する。
私たちの得意とするところであり使命と思っています。


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木との巡り合せは縁であり、仕入れる材も、いつも同じ樹種とは限りません
基本ワームスでは杉材を多く使用しますが
良い巡り合せがあれば、今回のように杉以外の樹種を使う事も多々あります。
同業者の方などから
「安く仕入れた材でも高級材は、もったいなくてなかなか使えないよ~」という言葉をよく耳にします。
どんな高級材でも使わなければ、宝の持ち腐れで倉庫の荷物でしかありません。
積極的に使う事で、住まい手に喜んで頂き
新た良材とも巡り合い、そして良い循環が起こると思っています。
なにより、いろんな樹種に触れることで新たな発見
仕事の楽しみも増し、惜しみなく使おうという気持ちになります(^v^)


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死節のある材も埋め木処理をし使用していきます。
ちょっと出来の悪い材も少し手を加えれば
良材と何ら変わりなく使用できます。



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加工前のキッチンカウンター材は
しっかり乾燥した耳付1枚板です。


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ただ機械に通すだけでは捻じれたまま加工されるので
機械を通す前にしっかり捻じれをなおし、自動カンナ機で加工します。


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加工を終えたカウンター材は
見違えるほど綺麗になりました。
左から 欅 欅 アメリカンチェリー
どの板も良い表情で、最高の仕上がりになりました。
取付が待ち遠しいですね♪




木と木を組む

2019.06.28

呉羽の家(仮)
解体を終えた敷地に地縄を張ってきました。
配置と高さ設定も確認!
ようやく工事スタートのめどが見えてきました。
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後の作業がスムーズに進むよう
工房にて造作材加工の下準備を頑張っています!
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玄関戸は木製引戸
枠は外部がケヤキ、内部が杉(赤)の2枚接ぎです。
アルミサッシ戸程の気密、断熱性能はありませんが
少しでも、隙間が少なくなるよう加工にて工夫しています。




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木と木を組む
大工の技術を活かした造作を心がけ
加工しています。

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超仕上カンナのカンナ削りくず

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仕上がりはこのとおり
ツルツルツヤツヤです!

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たくさん加工したのですが
まだまだ先は長そうです。

ものを大切にする心

2019.02.09

工房で造作加工です

赤白の原平色がとても綺麗な
杉板ァ40㎜の階段踏板が取れました。
さて、現場に運んで取付、、、おや???
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死節発見!!
綺麗な面に死節1つ (泣)
赤身部分は木の芯に近く、木の成長と共に
古い節を身で覆い太く成長していきます。
削り加工する事により
その時の節が腐れ節(死節)となって出てきたのです。

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埋め木で対処していきます。
ドリルで腐れ節を削り取り
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新たに埋め木処理。
今回の埋め木は楠で!
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節が出たり、色味に違いがでたりと
こういったイレギュラーの事があるからこそ本物なんです!
自然の素材を使わせてもらっている事に感謝し
少しくらい出来の悪いものも工夫して使う
ものを大切にする心、先人たちの素晴らしい思想を少しでも
実践し継承していければと思います。

自動カンナの削りくず
木の反り、曲りを直し、仕上寸法にする
加工の際に出る木くずです。
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超仕上げカンナの削りくず
名前の通り、最終仕上げで木の表面を
テカテカツルツルに仕上げる際にでる木くずです。
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何気なく、家に取付く造作材ですが
カモイ1本にでも大工の気持ちが入っています。

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たまにでかまいません、ご自宅についている木を撫でてやってください。
木も喜ぶとおもいます。

夢のような床板

2019.01.19

年末年始で鈍った体も
1日数十回にも上る足場昇降で
だいぶ取り戻してきた感がします(笑)
余談はさておき現場状況です。


軒天は杉板のラフ挽きに柿渋塗で
素朴な風合いに仕上がります
経年変化が楽しみです。
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棟笠木、壁取り合いの板金水切りも取り付きました。

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施工しにくく、納まりが悪い箇所でしたが
板金屋さんと、しっかり事前打ち合わせし施工したので
後からでは手の入らない所までしっかりした仕事が出来ました。

施工が悪いとこのような取合などから
雨水侵入する確率が高くなるので注意が必要なのです。

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造作玄関戸枠の取付です
アウトセットの枠になり
外部側を欅材
室内側を杉材
の2枚接ぎで組んでいきます。
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このとおり綺麗に接ぎ合いました。
見えない仕口に一手間
良い仕事につながるよう努力します。
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床の断熱材が入りました。
ポリエステル素材で湿気に強く
伸縮性があり隙間なく施工できます。
室内が一変に明るくなり、暖かく感じます♪
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そして、床板施工に入りました。
杉の厚み30㎜板なので捨て貼り合板を使用せずに施工でき
接着剤を使用しない自然素材の床組を作れます。

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最近はヒートポンプを活かした温水床暖房も人気と聞きます。
こちらは床板の底に熱源を敷くわけではないので、
床暖程のようにポカポカとまではいかないですが
暖房の入った室温になじむ、心地よい温もりと
本物の木のやさしい質感を味わえます。

その他、調湿効果、抗菌効果、リラクゼーション効果などなど
人に良い効果をたくさん持ちあわせ
再生可能資源で化石燃料等のエネルギー使用抑制にも繋がります。
人にも地球にも優しい夢のような床板なんです(^v^)




こだわりの引手

2018.12.02

タモ、花梨、楠、ウォルナット
色とりどりのカラフルな端材
何をしてるかと言いますと
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建具の引手を作りました。
たかが 引手 ではありますが
こだわりの 引手 でも、あるのです。

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ワームスの家は室内建具を建具職人さんに造って頂いています。
既製品のように多種なデザイン、カラーは有りませんが
シナ板をベースにし本物の木を使い
シンプルで落ちつきのあるデザインで
経年美化していく、職人手づくりの建具なのです。


我が家の築2年の建具
シナ板も色やけが進み、少しは風合いが出てきました!
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そして引手がコレ!!
この引手、とても気に入っています。
建具屋さんの手づくりなんですよ!

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開戸はこんなのです!!
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ウォルナットの小さなキューブ型
指が掛かりやすいようアール手掛け溝が付いています
これまた最高なのです。
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引手一つでも、建具の印象が変わり
とても面白いです!
そこで、自分達でもオリジナルなものが作れないかな~??て、事で
今回、引手づくりに挑戦しました。

建具屋さんにアドバイスをもらい実際作ってみて
キレイに納めるための建具職人の工夫とこだわりを発見し
手づくり引手施工の大変さを感じました。
いつも、ありがとうございます。


うん、やっぱり手づくり戸は最高だ!!!
『つなぐ家』からは、職人手づくり建具にワームスオリジナル引手のコラボがスタートします。
なんと、住まい手奥さまもコラボ予定で
もう、今から楽しみでなりません♪

こだわり

2018.11.07


家づくりでは
仕上がってしまうと
見えない、分からない、箇所がたくさんあります。

私たちは、そんな
地味で目立たない所にも、
注意を払った施工を心がけています。
ついつい、デザイン、性能ばかりに目が行きがちですが
施工が悪いと、どんなに良い物を使っても
大きく性能を落としかねません!

ワームスのこだわり仕事を
進行中物件 『zig Hause』 の工事写真にてご覧ください。


床下鋼製束の固定は
ボンド施工だけでは終えません。
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コンクリートに下穴をあけ
ビスにて固定します。

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屋根の防水シートのかさねは必ず、防水テープ(白色)を貼っています。
防水シート貼り後の唐草板金にも、板金屋さんがしっかり防水テープ(黒色)を貼ってくれています。
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サッシ取付後の小さな隙間に
ウレタン断熱充填していきます。
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小さな断熱欠損からの内部結露
また、隙間が多いと断熱性能の低下といった
原因へと繋がりかねません。

近年の新築住宅では、気密、断熱性能が高い
住宅が多くなってきていますので、
今まで以上の施工意識が重要です。

隙間がが小さいから大丈夫ではなく
小さな隙間だからこそ、徹底てきに潰していきます。
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設計指示には無いのですが
雨水侵入が心配な箇所にコーキングを塗り
防水処理
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三角FIX窓の押え縁
シール施工が難しいので、
シールがしっかり入る様スリット加工しました。
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床板が直交する箇所は
小口に実溝加工します。
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木の伸縮、捻じれによる浮き上がりを抑えてくれます。
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ちょっと、マニアックな内容になりましたが
プロセスも大事だよ、と言う事です(^v^)

化粧木組み階段

2018.10.02

『ひなたの家』
外部足場が外れスッキリしました。
これで外構工事も並行して作業を進めます。
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大工工事も大詰めを迎えラストスパートです!
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手伝いに来て頂いたM大工さん
キレイにボードを貼って頂き有り難うございました。
助かりましたm(__)m

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針山も自らの現場作業に、職人さん達の段取りと
現場がスムーズに進むよう頑張ってくれています。

私の方は、残工事の造作加工。
まずは外部の木製ルーバーから
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時を経るごとに、美しい銀灰色に変化していく
自然塗料を塗りました。
経年変化が楽しみです。

これは何でしょう?
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前にブログで書いた階段造作です
化粧木組み階段なので仕口納まりがとてもシビア(^_^;)
鉋をかけながら厚み調整していきます。

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こんな感じで組み上がりました
写真は正面ですが、横から観ても良いですよ!
心配していた強度も問題なさそうです。

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階段手摺も造作です
受材には堅木ブビンガを使用
摩擦でドリル先から煙が!!


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造作間接照明の加工、取り付け
柾目板に細いスリットを入れてみました。
照明の明かりがどんな風に漏れるのか今から楽しみです。

追伸
住まい手さまよりオープンハウス開催の承諾を頂きましたm(__)m
日時が決まりましたらまたご案内させて頂きます!!!




造作階段

2018.09.09

『ひなたの家』
更新がしばらく滞っていましたが
現場は着々と進んでいます。

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外壁工事を終えました。
こげ茶ベースの締まった外観!!
木の軒裏ともマッチしてとても良い感じです。
足場撤去が楽しみですね♪

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内部は大工造作工事の真っ只中です!
カウンター、収納とほとんどが大工の造作で作っていきます!!
写真は脱衣室
天井、壁の仕上がりは、とやまの杉で作った羽目板貼り仕上げです
節は多いですが赤味勝ちで水に強く、浴室からの湿気から室内を守ってくれます。

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『ひなたの家』の階段は下4段は掃出し窓と干渉し階段を持たせる壁がありません
よって、下4段は付きません!いや嘘です(笑)
実は、下4段を木の造作で造る予定で、新たな階段にチャレンジします。
どんな意匠で仕上がるかこうご期待!!!


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他にも既製品では出来ないオリジナルな造作が多々あり
大工技術の見せ所が盛りだくさんです!!!
針山の作業にも、益々力が入ります。

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