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アルミ樹脂複合窓と樹脂窓、どちらが良いのか?

2026 04 27

家づくり・うんちく記録Vol.5 

デザイン、間取り、住宅設備についつい目が行き、つい後回しにされがちな窓。

でも実際に暮らし始めると

窓が家の心地よさを大きく左右していることに気づきます。

私自身、10年前に建てた自宅でアルミ樹脂複合窓を選びました。

当時はあまり樹脂窓が普及してなかったのとデザイン性を重要視し「これで十分だろう」と思っていたのですが、

暮らしの中で少しずつ、「やっぱり樹脂窓にしておけばよかった...」と後悔に至っています。

今回はその理由と、実際に温度を測ってみてわかった"窓の本当の姿"を語りたいと思います。

10年暮らして見えてきたこと

冬になると、毎朝のようにサッシに結露がつきました。

•   サッシの下に水がたまる
•   パッキンのまわりに黒いカビ
•   拭いても拭いても追いつかない
•   窓枠、床が濡れ水シミができる

そんな気づきが、年々大きくなっていきました。

言葉だけでは伝わりにくいので、

放射温度計を使って、実際に自宅の複合窓を測ってみました。
※3月での実測でひと月タイムラグがある事、ご了承ください。

2026年3月27日(金) 朝6時30分

室内温度:20℃

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外気温度:8℃

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複合窓(室内側サッシ):11.9℃

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複合窓(室外側サッシ):8.9℃

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【測定結果】

・複合窓(室内側サッシ):11.9℃
・複合窓(室外側サッシ):8.9℃
・室内温度:20℃
・外気温度:8℃

外側のサッシは外気温とほぼ同じ。

つまり、アルミ部分が外の冷たさをそのまま受けているということ。

そして室内側のサッシも、室温20℃の中で 11.9℃まで冷えている。

この温度差が、結露やカビの原因になっていた事が分かります。


樹脂はアルミのように熱を通しません。

そのため、室内側のサッシが冷え難くなり確実に結露が減ると予測できます。

実際に樹脂窓を入れられた住まい手からは、ほとんど結露しないと聞いています。

複合サッシ、樹脂サッシ、どちらが正解かは人それぞれですし

住んでる地域によっても違いがあると思いますが、

もし10年前に戻れるのであれば、私は間違いなく樹脂窓を選びます!

● 樹脂窓が向いている人
•     冬の寒さが気になる
•     結露掃除を減らしたい
•     カビを防ぎたい
•     断熱性能をしっかり確保したい
•     光熱費を抑えたい

● アルミ樹脂複合窓が向いている人
•     大きな窓で景色を切り取りたい
•     スリムなデザインを優先したい

暮らしの心地よさを優先するなら樹脂窓が一歩リード?

そんな個人的な印象です。

家は、建てて終わりではなく、そこからの毎日が続いていきます。

10年暮らして感じた後悔や気づきが、これから家づくりをされる方の

小さなヒントになれば嬉しいです。

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