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樹脂雨樋とガルバ雨樋どちらを選ぶ?

2026 03 26

いつもブログを見て頂いている皆さん、ありがとうございます。

カテゴリに 家づくり・うんちく記録 を追加しました。

これから定期的を目標にうんちくを語っていきたいと思います。

うんちく・記録 Vol.1

築10年目を迎える『集う家』

時間が経つのは早いものであっという間の10年でした。

建築前はあれこれ考え計画していたのですが

時の経過と共に失敗したな~と後悔もチラホラと出てきました。

後悔の一つが樹脂雨樋です!

そこで雨樋について語りたいと思います。

雨樋とは屋根に降る雨水を雨水排水まで流す雨水排水装置です。

軒先に平行に取付く横樋と外壁に縦に取付く竪樋、

その他の接続部材で雨樋機能が成立します。

劣化や破損、施工の不具合で機能が果たせなくなると、

外壁に雨に掛かり家を傷める要因となりかねません。

なので、雨樋は地味な部材ですがとても重要な部材でもあるのです。

我が家『集う家』では樹脂の雨樋を採用し、

現在の状況がこれ↓

IMG_0800.jpeg

ガルバ屋根とガルバ外壁は変色していないが、

樹脂の雨樋は色褪せ劣化しているのが目に見えて分かります・・・

IMG_0801.jpeg

当時は綺麗なこげ茶色が、紫外線劣化なので色褪せてきました。

明らかに劣化を目の当たりにすると、正直ショックを受けています・・・

当時は雨樋までこだわりもなく、知識もなかったので

板金屋さん任せにしており、樹脂製雨樋が当たり前と思っていました。

実際に雨樋の劣化を実感&後悔を機に、

今では手掛ける住宅の大半にガルバリウム製の雨樋を提案し、

使っています。

そこで、【樹脂(塩ビ)雨樋とガルバリウム雨樋の比較】

■ 初期費用
・樹脂:◎ 安い
・ガルバ:△ 高い

■ 耐久性
・樹脂:△ 約10〜20年で劣化しやすい
・ガルバ:◎ 20〜30年以上、錆びにくい

■ 耐候性(紫外線・熱)
・樹脂:△ 変形・脆化しやすい
・ガルバ:◎ 熱に強く変形しにくい

■ 積雪・強風への強さ
・樹脂:△ 割れ・外れが起きやすい
・ガルバ:◎ 強度が高く変形しにくい

■ メンテナンス頻度
・樹脂:多い(交換前提)
・ガルバ:少ない(長寿命)

■ デザイン性
・樹脂:○ 色は豊富だが質感は軽い
・ガルバ:◎ 金属のシャープさ・高級感

■ 重量
・樹脂:◎ とても軽い
・ガルバ:△ 樹脂より重い

■ 雨音
・樹脂:静か
・ガルバ:金属音が響く場合あり

比較で分かると思いますが、ガルバリウムはとにかく丈夫で長持ちします。

特に富山のように

・冬の積雪

・春先の凍結と解凍

・夏の強い日差し

といった厳しい環境では素材の差がそのまま寿命の差になります。

樹脂製はどうしても

・割れ

・外れ

・変色

といったトラブルが起きやすく、交換のタイミングも早めとなり、

長期的にみればガルバ雨樋の方がメンテナンスコストも抑えられます。

そして何といっても、意匠的に美しいというメリットがあります!

表し化粧梁による深い軒の屋根のワームスの家には

機能性はもちろんデザイン性もピッタリマッチすると考え、

採用しています。

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家づくりで迷うことはたくさんありますが、
"どこにこだわるべきか"は住んでみて初めて分かることも多いものです。
私の10年の経験が、これから家を建てる方のヒントになれば嬉しいです。
WARMTHは、これからも暮らしの時間に寄り添う家づくりを大切にしていきます。

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