blog
防湿ではなく透湿(呼吸)する家づくり
『ばんざいや』
内部工事も着々と進んでいます。
壁に羊毛断熱材が入りました
透湿性の高い素材を組み合わせた透湿外皮壁とすることで
壁体内結露対策できます。
防湿ではなく透湿(呼吸)する家づくりです!
もちろん結露計算に基づき仕様を決めています。
防湿シートを併用しないと条件により結露します!と
脅すような言い方をする方もいるようですが
多少の壁体内結露が家にとって悪さを生じなければ問題ないですよね?
むしろビニール製品で気密処理したものが今後数十年、気密性能を維持することの方が難しいと思います。
気密と機械換気に頼った家づくりではなく、
壁に透湿性と調湿性も持たせ壁が呼吸する事で結露を考慮した
家にも住む人にも優しく安全な家づくりに拘っています。
階段が取付きました。
無垢杉板40㎜厚さの大工造作階段です。
一部、蹴込板を入れずスケルトン階段としました。
写真左上に見える窓から入る柔らかな明かりが階段の先に入っていく計画。
真っ白な塗り壁にすることできっと効果が出るはずです!
下地工事と並行し造作工事と電気配線工事も進んでいます。
2階は大工4年目の前田大工が担当しています。
『ばんざいや』は構造の墨付け刻みから前田が担当者となり作業しています
この現場で一回りも二回りも大きく成長してくれる事を期待してます。
工場では造作工事も進めています。
トイレカウンター材としてパドック材を加工します。
アフリカの熱帯雨林気候の木で耐水性の強い木材です。
before↓
after↓
削ると鮮やかな赤褐色に!!!
個人的には板目杢ではなく柾目杢なのが気にいっています!
杉を中心とした針葉樹の木々の中に、ポイントで広葉樹も少しちりばめて使うのが
ワームスの家の特徴でもあります。
そんなワームスの家が今週末見学会を行います。
まだ予約空いていますのでご興味ある方は是非見に来てください。
詳しくはこちら