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外壁&屋根の最終確認
『ばんざいや』
屋根工事に外壁工事を終え
足場解体前の最終確認を行いました。
棟笠木の納まり
意匠面での拘りで端から立平が1枚入った位置で棟笠木を付けています。
母屋根は4.5寸勾配でワームスの家としては珍しく急勾配の屋根です。
積雪荷重が心配で雪止め金具を立平全部止めとしました。
雪止めアングルのピッチが長く止め金具の少ない家も多く見かけますが
大丈夫なんだろうか?
雨樋はタニタハウジングのガルバリウム雨樋です
樹脂ではなくガルバリウムです、
樹脂より価格は高いですが長持ちしますし意匠性も良くワームスの標準としてます。
軒先入口で棟出口が通気屋根工法の基本中の基本!
通気層の無い屋根は湿気による蒸れで木下地の腐朽が進み
家の寿命を極端に短くします。
家を長持ちさせるには通気屋根はとても大事です。
なんと今採用してる屋根通気は屋根前面が通気層となりケラバ側
からも通気します。
屋根全方向通気なのでとことん湿気と蒸れに強い屋根となっています。
行間方向の外壁通気見切り
ガルバ角波外壁と相性良し!
今回初採用の第1種換気の外部フード
ダクトレスで熱交換換気システムのついた1種換気です。
それほど第1種換気を勧めないワームスが何故に???
と不思議に思っておられる方もいらっしゃるはずです。(理由はあります!)
しかし、ここでは説明を省かせてください。
知りたい方は直接お問合せください(笑)
換気フード周りはコーキング劣化すると雨水侵入してきます
コーキングに頼らない雨水対策施工が大事です。
家の顔ともなる正面の窓廻り
細かな注文にも対応してくれる板金屋さん、ありがとうございます。
こちらから言わないと分かってもらえないような納まりですが
感性の優れたワームスの住まい手は皆、他との違いを分かってくれていますよ!
最終確認しながらワームスの小さな拘り部は沢山あるなと
改めて実感しました。
私の注文が多いので施工者と管理者は本当に大変だと思います
頑張って応えてくれる皆には感謝してます、ありがとうございます。
プロである以上、現状維持ではなく進化を目指さなければと考えています。
新しい事や不慣れな事も慣れてしまえば当たり前になってきます。
建築業に携わり30年。今までも、この先も、きっとこの繰り返しなんです。
20年、30年と経った時に、ワームスで家を建てて本当に良かったと
多くの住まい手に感じてもらえるような家づくりを目指します。