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本当の意味でのコストを抑えた家づくり

2025 04 03

家を建てる時、

借入や予算の面からどうしてもイニシャルコストばかりに目が行ってしまいます。

安くて良いものが一番ですが、実際には中々そのようにはいきません。

初期費用を抑えるため、安価な材料や工法を選らんだ末、

数年で劣化が進み、10年後20年後に莫大なメンテナンス費用が発生する

という事になってしまいます。

ワームスではしっかりとした素材、工夫を凝らした施工にこだわった

長く住み継げる家づくりをご提案しています。

〇屋根・外壁・雨樋

風雨や紫外線などの影響を受け、一番劣化が進みやすい外部は特に差が出ます。

ワームスでは屋根は主に耐久年数が長く、軽いガルバリウム鋼板葺き、

外壁は屋根の形状や方角等を加味し、適材適所で素材を使い分けています。

軒レスの場所にはガルバリウム鋼板、

深い軒に守られたところは杉板張りや白洲そとん壁などの

経年での性能劣化が少ない自然素材にて仕上げています。

杉板にはメンテナンスフリーの木材防護保持剤を塗布し、

再塗装の必要がなく、交換する際には1枚単位での張替えが可能です。

また、白洲そとん壁においては自然素材の優れた耐久性で

ほとんど経年劣化がなく、メンテナンスが不要です。

どの素材においても防水処理でコーキングの使用が必要になってきますが、

施工の工夫により紫外線劣化の少ない方法にて施工しています。

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雨樋は安価な樹脂製のものが普及していますが、

ワームスでは意匠性が高く、高耐久のガルバリウム雨樋をお勧めしています。

それは、屋根と同素材にする事で劣化するスピードも同じになり、

同時に交換のタイミングを迎えるので足場等の作業も一度で済みます。

後の修繕頻度を減らす事で、ランニングコストの削減につながります。

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〇断熱材

屋根には木繊維断熱材シュタイコゼルを使用しています。

比熱容量が高く、熱が室内に伝わりにくいので

冷暖房効果を高め、光熱費削減につながります。

壁には羊毛断熱材のウールブレスを使用しています。

シュタイコゼルと同じく、ウールブレスは調湿性能に優れており、

高温多湿な富山の気候風土に適しており、

室内環境はもちろん、壁内の内部結露を防ぎ、

長く断熱性能を保持して快適に保ってくれます。

地震に強い家を求め、耐震性の高い家を造ったつもりでも、

壁内結露が原因で木材劣化やシロアリ被害にあっては本末転倒です。

〇ホウ酸防蟻処理

外周部の土台に自然素材のホウ酸による防蟻処理を行っています。

薬剤と違い人体に安全で、施工中の風雨でホウ酸が流れなければ

その性能を長期間維持し続けます。

シロアリ被害を防ぎ、建物の躯体を守ります。

また、自社で施工出来るので、施工費用も抑える事が出来ています。

〇仕上げ

内部仕上げにおいては、張替えが必要になるビニールクロスなどは

一切使用せず、自然素材の塗壁か板張り仕上げとなっています。

フローリングや建具なども無垢材を使用し、

経年で劣化するのではなく、経年美化する家づくりに拘っています。

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ワームスが厳選し、

使っている材料は決して安価なものではありませんが、

20年30年その先へと住み継ぐ家を考えればとても

コストパフォーマンスの良い家づくりをしている自信があります。

心地良い住環境で安心して暮らすことが出来れば、

家族みんながストレス少なく健康的に過ごせ、

結果元気で長く働く事が出来、病気にならないことで

医療費の削減にもつながっていくと考えています。

目先のイニシャルコストに惑わされず、

ランニングコストも考えた長い目での家づくりが大切です。

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