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ちょっとした事ですが、、、

2023 08 09
『木かげの家』
外壁に付く給気、排気のフードの取付をしました。
ちょっとした事ですが、拘った施工をしているので見てください。

フード取付は電気屋さんの仕事となるので
電気屋さんと大工がタイミングを合わせ施工しています。

先ずはフードの裏面にシーリング材をたっぷり充填!
IMG_4859_230808.jpg

次に外壁とシーリング材が確実に密着するよう押し込みます
板継ぎ目の隙間にも忘れずにしっかりjシーリング充填!
IMG_7701_230808.jpg

その上で押縁打ち!!!
IMG_7703_230808.jpg

シーリング充填の役割は雨水侵入を防ぐ事
しかしながらシーリング材は樹脂からできた物で必ず劣化します。
劣化が進むにつれ弾性が無くなりシーリング材に剥離や切れが生じ
止水機能が保たれなくなり、雨水侵入し家の老朽化を進める原因となります。
風雨や紫外線劣化に配慮した施工でシーリング劣化を長~く遅らす事ができます!!!!


窓廻りやフード廻りに露出シーリングし
しっかりシーリングしてあるから大丈夫という考えは危険です!!!
家を長持ちさせるためには、そもそも雨が入り難い設計と施工が大事です。
しっかり軒を設えるとか、たとえ侵入しても2次防水も施され通気も良くすぐ乾く等、、、

安くて早く終わるような仕事の家は、確実にメンテナンス時期も早くやってきて
家にかける生涯支出も大きくなります。
10年、20年、30年経って気付くののでは手遅れです!!

なかなか、本質的な所を見抜くのは難しいかもしれませんが、、、
住い手に喜んで貰いたい!!!
ここを1番に考え取り組みに努めていきます。






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