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匠技記事一覧

日に日に、、、

2019.02.22

『つなぐ家』

外壁板の色も数日で少し濃くなったように感じます。
最終的には銀灰色に
時の経過に伴い風合いが増し味が出てきます。
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シーリング工事に入りました。
木部はテープを剥がす際に、木の表面も一緒に剥がれやすく
少し粘着力の弱いテープで施工しています。
こういった職人さんの小さな心配りが良い家づくりに繋がっています。
ありがとうございます。
20190222_IMG_7026.jpg

室内も少しずつですが仕上材施工に進んでいます。
奥さま仕事場の天井はラワンベニヤ仕上です。
赤身の強い綺麗なベニヤで用意しました。
天井を張ると梁が栄えて見えます!
うん、いい感じです。
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住居部のロフト壁にシナベニヤ施工
こっちは、少し遊び心で!!!
狙い通り!こちらも良いです(^v^)
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階段も番頭 針山が刻み
綺麗に丈夫に組み上がりました!
ささら板と踏板の仕口
バランスの配慮にしっかりした施工
こういった大工仕事は経験と技術が必要です。
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造作材もどんどん取付き日に日に部屋らしくなっています。
完成を心待ちにしておられる住まい手さま
頑張っていますので、もうしばらく楽しみながらお待ちくださいね。
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柱の根継ぎ

2018.11.20

過去のブログ記事をご覧いただき
お問合せ頂きました。


長年に渡り、石の上に溜まる水を吸い上げ
木口から腐りがきています。


今回も根継ぎ補修にて対応します。
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既存柱の着色により、墨が見えにくいので
墨上に鑿打ちし、しるしていきます。
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加工した新しい柱の継ぎ手に合わせて既存柱を加工
継ぎ手は追っかけ大栓継ぎ、金輪継ぎとのハイブリットで(笑)

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組んだだけの状態ではまだ隙間が出来ていますが、
栓を打ち込むとこのようにピッタリ納まります。

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無事、しっかりと納まりました。

雨水侵入対策として木口と石の間に
シーリング処理をしておきました。

Mさま、長らくお待ち頂きありがとうございました。
これで塗装のほう、お願いいたします。


磨き丸太柱の刻み

2017.10.15

刻み作業も順調に進行中です

今回『すくすくHouse』では
大、小、2本の磨き丸太柱を使います。

磨き丸太と言えば、高級和風住宅のポーチ柱に多く使われてきましたが
『すくすくHouse』では思い切ってリビングでの使用に挑みます!!

刻み加工には、優れた技術と手間が掛かり
近年の住宅では、刻める大工さんも少なくなり敬遠され
あまり、見かける機会が減りました。

しか~し、WARMTH坂口工務店では他社がしない(出来ない)手仕事を積極的に取り入れ
住まい手に少しでも喜んで頂けるよう
オンリーワンの家づくりを目指し取り組んでいます!!!!
(刻みは相棒大工の針山さん、若くて腕の立つ貴重な大工さんです)

基本、化粧柱は後々木が割れてこないように
商品の時点で割れ(芯割)が入っています。
この丸太は径が200㎜もある丸太で心割も大きく
ホゾを付ける部分にまで心割が来ていたので
補強の埋木作業から入りました。
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機械は一切使えないので全て手作業です。

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丸太の木口に鋸を立て、慎重に、かつ大胆に、思い切り良く挽いていきます。
ザクザクと丸太を挽く心地良い音が工房内に響きます。

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小さな凹凸も鑿を使いキレイに真っ直ぐなおしていきます。


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今回は一手間加え
心割を隠す埋め木作業もしました。

心割のある裏面もこのとおり!
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表面はこんな感じでとてもきれいです。
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元気なお子さん達が、裸足で木登りに挑む姿が
はやくも思い浮かびますね(^_^;)


既存柱の根継ぎ!!

2013.12.27

面白い仕事をしてきたので紹介します


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玄関ポーチ柱がシロアリに食べられ
根本から1m以上食べられ末期状態に…

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侵食してないところで切断し
新たな柱で根継ぎ依頼です

楽しみながらお仕事させて頂きました
継手は追っかけ大栓継をチョイス


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ごらんのとおり
バッチッ!っと決まりました
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匠の技!追掛け大栓継ぎ!!

2009.05.12

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過去の現場写真を見ていたら良いのがありました!


数年前のことなのですが、
テラスが腐っているので見てほしいと言われ見に行ってみると
土台と柱の根元が腐っていました。
土台は途中で継ぎなおし、柱はまるごと一本交換だな…と思い上を見上げてみると、
嫌な事に抜く事が出来ない通し柱だったのです(T_T)

どうしょうかしばらく考え…うん、あれしかない!!

na2.jpg
追掛け大栓継ぎと言う継ぎ手を用い
柱を抜くことなくうまく対処できました(^◇^)

この継ぎ手にも釘や金物は一切使っていないのですが
強度的には継ぎ手の無い木材と変わらないくらいの強度があります。

木材の継ぎ手の一つを紹介

2009.02.26

waza1.jpg尻挟み継ぎ もっとも強いとされる継ぎ手の一つです、坂口工務店では化粧材の梁、桁に使います。
waza2.jpgこのように、木栓一本でしめあげます。
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